Travelers Asked to Stay Away from NZ Hospitals
New Zealand health authorities on Saturday told people returning from travel to areas affected by the SARS virus to delay non-urgent surgery and stay away from hospitals for two weeks to curb the spread of the deadly disease.
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■チェック
!
・stay away from に近づかない
・non-urgent surgery 不急の手術
・curb を阻止する
■対訳
「ニュージーランド、旅行者へ病院に近づかないよう要請」
ニュージーランドの医療当局者らは土曜日、死の病の拡大を阻止するため、SARS汚染地域への旅行から帰ってきた人々に対し、2週間は不急の手術は遅らせ、医療施設へ近づかないよう伝えた。
■ひとこと
ニュージーランドは、WHOにより、SARS感染が疑われる最初の患者(its first probable case of SARS)を先週初めて報告された国です。
これまでの経験から(from experience)、ほとんどのSARS感染は、病院で起きた(most transmission of SARS has been in hospitals)と認識している、と当局者は語っています。
curb:
Indonesia bans sand exports to curb rampant mining which was causing damage to the environment.
(インドネシアは環境破壊の原因となる過剰な採掘に歯止めをかけるため、砂の輸出を禁止する)
UN Conference Backs Efforts to Curb Mercury Pollution.
(国連会議は、水銀汚染阻止への努力を支援)
■編集後記
私が影響を受けた人や本をときおり紹介してみようと思います。
前、東京大学総長の蓮見重彦(はすみしげひこ)さん。
この方、フランス文学者でフローベールの研究では第一人者ですが、その前に映画批評家であり思想家でもあります。
「表層批評宣言」、「シネマの記憶装置」、「反-日本語論」など映画や文学に関する著作がありますが、私が中でも好きなのは「夏目漱石論」(福武文庫、絶版?)。
いわゆる「漱石」とは全く違う漱石がそこにあります。
私の映画の見方、小説の読み方などすべてここから学んだといって過言ではありません。