Robots Move in Sync as Japan Firms Look to Cash In
Japanese firms Sony Corp., Fujitsu Ltd. and Mitsubishi Heavy Industries Ltd.
unveiled new technology Wednesday that allows robots that have been developed separately to be controlled simultaneously via a computer network.
■チェック
!
・in sync 同調して
・look to 〜を期待する
・cash in もうける
・simultaneously 同時に、一斉に
■対訳
「同調して動くロボット、日本企業が利益を期待」
日本企業のソニー、富士通、三菱重工業が水曜日、別々に開発されたロボットを、コンピューター・ネットワークを介して同時に制御することが可能になる、新技術を発表した。
■訳出のポイント
in sync は in synchronization with (〜と同期して)からきています。
in sync with 〜 で〜と同期して、同調してなどwith をとって使われることが多いです。
unveilは、veil(覆い、隠すもの)を外す(un+)→隠れているものを
公にする→発表する、という意味で企業の新製品発表などでは頻出の動詞です。
ここで覚えましょう!
タイトル中の cash in は文字通りの意味は「現金に換える」「換金する」です。
ここから、「もうける」「利益を上げる」、あるいは「利用する」「つけ込む」という意味にも使われるようになりました。
特に、cash in on 〜 という形で、「〜から利益を得る」「〜を利用する」「〜のチャンスを生かす」という表現になります。
例:The company is cashing in on the craze for internet business.
(その会社は、インターネットビジネスのブームに乗って収益を上げつつある。)
via は [va’iэ](バイア)と発音します。
「〜を経由して」「〜を通して」という意味の前置詞です。
via E-mail 「電子メールにて」や、 via facsimile (fax)「ファックスで」という具合によく使います。
また、
I came back to Japan via Hawaii.
「ハワイ経由で日本に帰ってきた」というように、場所の経由を表す言い方も頻出です。
■編集後記
昔ある工場の立ち上げで通訳のような仕事をしていたとき、液体パイプラインのバルブが故障して、アメリカの製造メーカーに問い合わせたことがありました。そのとき工場のライン全体はインターネットでアメリカのメーカーでもモニターできるのでした。
そのとき、国際電話で「これからバルブを開けるから
■チェック
してみてくれ」と言われました。
一瞬、「え?」そんなことができるのか??
と思ってみてましたが、すると日本にある工場のパイプラインのバルブをアメリカから開けたのでした。
どうやって開けたのかきいてみると、ToshibaのDynabookでベッドルームから開けたとのこと!
すごく感動して、電話線を使った地球規模のネットワークが持つ潜在的な可能性を改めて思い知らされました。
今から10年前の話です。