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音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

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毎日1分!英字新聞 石田

イタリアがW杯優勝

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Italy Wins World Cup

Italy won the 2006 World Cup on Sunday, beating France 5-3 in a penalty shootout after a 1-1 draw.

■チェック

!

・penalty shootout (サッカー)ペナルティー・キック戦
・draw 引き分け
 

■対訳

「イタリアがW杯優勝」

日曜日、イタリアは1対1の同点の末ペナルティー・キック戦でフランスを5−3に下し、2006年サッカーW杯の優勝を飾った。

■訳出のポイント

スポーツ関連の記事でよく登場する動詞 beat。

音楽で「ビートがきいている」などというように、もともとは「打つ」という意味です。続けさまに打ったり叩いたりする動作を表します。

それが「打つ」→「殴打する」=「殴る」になり、ここから「打ち負かす」という意味でも使われるようになりました。日本語でいうと「やっつける」に近い語感ですね。

shootout は shoot + out で、「撃ち合い」「銃撃戦」です。

penalty shootout はサッカー用語で、正式には penalty kick shootout ですが、 penalty kick ともいわれます。

日本語では、PK戦といいますが、シュートの打ち合いを銃撃戦に例えていると考えるとわかりやすいですね。

■編集後記

たくさんの読者から先日のメルマガについて質問をもらいました。

(ここから)
さて、今回の記事に関してひとつ質問があります。
personという単語は複数になるとpersonsではなくpeopleになると学校で習った記憶があるのですが、エレベーターなどの定員には20personsというような標記があり、いつも疑問に思っていました。
personとpeopleの使い分けについて、今後のメルマガのなかで結構ですので、教えていただけると幸いです。
宜しくお願いいたします。
(ここまで)

その記事というのは、以下です。

Three Arrested For Selling Coca-Cola Secrets

Three persons were arrested on Wednesday for attempting to sell Coca-Cola
trade secrets to rival company PepsiCo, which rejected the offer and informed
Coca-Cola.

【毎日1分!英字新聞 #1,624】 2006_07_06 より

persons と people 、これはどちらも正解です。

厳密には、person の複数形は persons であり、この場合は「個人の存在を強調した」言い方です。

people は、集合体としての「人々」となります。

people は元々、“数えられないほど多数の人々”の意味で使われていました。
(例: many people)
逆に、“数えられる複数の人々”の場合には、persons を用いました。
(例: ten persons)

しかし、現在ではどういうケースでどちらを使用するかという正式なルールがありません。

どちらかと言えば persons は法律文書においてよく使われ、ややフォーマルなニュアンスがあるという程度でしょうか。

ネイティブの間でも、person の複数は people であるという認識は常識になりつつあるようですので、学校の教科書がそのように指導したのも無理はないかもしれません。

さらに深く知りたい場合は、下記のページが参考になると思います。
(person と people が異なる語源を持つこと等、歴史的な面から違いを説明しています。)

http://www.worldwidewords.org/articles/people.htm

(裏)ジダンが「テロリスト」と罵られたから頭突きをしたというのは本当?

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