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毎日1分!英字新聞 石田

レッドソックス:インディアンスを倒してワールドシリーズへ

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Red Sox Hammer Indians to Reach World Series

The Boston Red Sox won the American League championship with a crushing victory of 11-2 over the Cleveland Indians on Sunday, advancing to the World Series. Japanese rookie Daisuke Matsuzaka pitched five solid innings and picked up the win.

■チェック

・hammer  [動詞]たたきのめす
・crushing victory  圧倒的勝利、大勝
・advance  前進する
・solid  確かな、安定した、しっかりとした
・pick up the win [野球]勝利投手になる
 

■対訳

「レッドソックス:インディアンスを倒してワールドシリーズへ」

ボストン・レッドソックスが日曜日、クリーブランド・インディアンスに11−2で圧勝し、アメリカン・リーグ優勝とワールドシリーズ進出を決めた。日本人のルーキー、松坂大輔投手は5回を確実に投げ、勝利投手となった。

■訳出のポイント

hammer は、ご存知のように 「金づち」 「ハンマー」 という名詞ですが、動詞だと 「ハンマーで打つ」 の意味になります。

また、ここからハンマーでガンガンと打ちつけるように敵や対戦相手を「たたきのめす」 「(激しく)攻撃する」 という意味にも使われます。

crush も、もともとは 「押しつぶす」 「粉砕する」 という動詞ですが、敵などを 「壊滅させる」 「やっつける」 というニュアンスで使われます。

そして、その現在分詞が形容詞化した crushing は 「圧倒的な」 「痛烈な」「激しい」 という意味で、 crushing victory で 「圧倒的勝利」 → 「圧勝」「大勝」 という決まり文句になっています。

rookie は米国軍隊の 「新兵」 を意味する recruit が変形して、接尾辞 -ie がついたものだといわれています。

接尾辞の -ie は、名詞の後ろにつけて愛称的に用いるものです。

dog 「犬」 のことを doggie という (「ワンちゃん」「ワンコ」という感じ)、など 「親しみ」 を表現します。

ただし、この「親しみ」 を通り越して 「軽蔑」 のニュアンスが付加される場合もあるので、注意しましょう。

さて、この rookie も、もともとは米国軍隊の中で新兵に対して用いられたのが、今では野球の新人(選手)などを指して使われるようになりました。

日本語でも、すでに 「ルーキー」 はおなじみの言葉となっていますね。 

■編集後記

日本のプロ野球よりもメジャーのほうが面白い、という人最近多いです。
小学生の子どもたちが、「読売ジャイアンツ」よりも「ヤンキーズ」や「レッドソックス」が好き、なんて日が来るのは近いかもしれませんね。

(裏)秋晴れっていいですね。部屋の窓を開けて入ってくる風が気持ちいい。

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