US, Russia, China Remain at the Top of 2025 Military Power Ranking
The U.S., Russia, and China remain in the top spots of the world’s 2025 military power ranking by Global Firepower. India also holds fourth place, solidifying its status as a “major power” in Asia.
■チェック
・remain at the top (=in the top spot) 上位にとどまる
・military power ranking 軍事力ランキング
・while 一方で
・hold _th place _位を維持する
・solidify ~を固める
・status 地位
・major power 主要国、大国 → 軍事大国
■対訳
「2025年軍事力ランキング、米・露・中が上位維持」
グローバル・ファイアパワーの2025年版世界軍事力ランキングでは、米国、ロシア、中国が引き続き上位を占めた。一方、インドも4位を維持し、アジアにおける「軍事大国」としての地位を固めている。
■訳出のポイント
remain は
人、物、事が(ある場所に)「とどまる」、
「以前として~の(状態の)ままである」
という動詞。
今日のタイトルでは、
remain at the top of ~ で
「~の上位にとどまる」「~の上位を維持する」
ということですね。
また、本文では
remain in the top spots
と言い換えられていますが、意味的には同じです。
spot は
「場所」「位置」なので、
top spot だと
順位などの「1位」「首位」。
ここでは、
主語が
the U.S., Russia, and China と
複数形になっているため、
top spots と
spots も複数形、
意味としては
「上位」= 1~3位
というわけですね。
hold _th place は
「_位を維持する」
という言い方。
英語で
「_位」
という場合は、
序数を用いているため、
the _th place と
定冠詞 the をつけるべき、と考えている人が多いかもしれません。
そして、それは間違いではありませんが、ニュース英語では the を省く場合も多いので注意してください。
rise third place 「3位に浮上する」
climb to first place 「1位に上り詰める」
fall to second place 「2位に転落する」
といった定番の “順位表現” では、英語の慣用として
順位=職位・肩書き
という感覚となり、したがって無冠詞の方が自然な表現となるのです。
もちろん、特定の順位を強調したい場合など
hold the fourth place
としても全く問題ありません。
しかし、やや硬く説明的になってしまうので、ニュース記事では、やはり無冠詞が主流だと捉えておきましょう。
本文末尾、
solidifying its status of a “major power” in Asia
の部分は、
「アジアにおいて『大国』の地位を固めて」。
power は
「力」「権力」
などの意でおなじみの名詞ですが、
英字新聞では
「権力者」「有力者」「大国」
を指す場合も多いので注意してください。
major power は
国際記事では
「主要国」「強国」「大国」
の意味でよく登場する。
ここでは、話題が ”世界の軍事ランキング” ですから、
「軍事大国」
と訳すのが適切、ということですね。
毎年、世界軍事力ランキングを分析、発表しているWEBサイトの
Global Firepower。
2025年度版では、前年からあまり順位変動はなく、トップ3は米国、ロシア、中国が占めています。
そして、4位もこのところインドが維持しており、アジアの「軍事大国」としての地位を確実にしています。
また、我が国・日本はどうかというと、昨年が7位、今年は8位となっています。
■編集後記
インドは莫大な人口を基盤に、さまざまな分野で躍進していますね。軍事力もその一つ。。。今やアジアのみならず世界の powerhouse としての地位が盤石になってきました。日本は、中国だけではなく、むしろインドとの付き合い方をこれから(賢く)(長い目で見て)模索すべきかと思います。
毎日1分!英字新聞のYouTube版
https://www.youtube.com/@1m-english
平日毎日更新しています!
(裏)明日の朝5時の予報。0度、風速4m・・・完全に体感は氷点下(長岡の話です)