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毎日1分!英字新聞 石田

日本のGDP、記録的な落ち込み

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Japan’s GDP Logs Record Plunge

Japan’s economy shrank by 4.0 percent, its fastest pace on record, in the first quarter of 2009, battered by a record drop in exports and domestic demand amid a global economic slowdown.

■チェック

・GDP  国内総生産
・log  記録する
・plunge  急落
・battered by  〜によって打ちのめされる
・domestic demand  国内需要→内需
 

■対訳

「日本のGDP、記録的な落ち込み」

世界的経済不況の中、輸出と内需の記録的な落ち込みに打撃を受け、2009年1−3月期の日本経済は、記録が始まって以来最大の4%という減少率を示した。

■訳出のポイント

GDP は英字新聞だけではなく日本のニュースでも頻繁に登場する言葉です。

gross domestic product の略で 「国内総生産」。

今日の記事のように一国の経済の成長あるいは縮小を示す数字としてよく引用されるので、確認しておきましょう。

shrank by 4.0 percent, its fastest pace on record の部分を直訳すると、「その(日本の)記録にある最も速い速度である4%で縮小した」 となります。

これは、すなわち 「記録が始まって以来最大の4%という減少率となった」ということです。

batter は、野球の 「打者」 「バッター」 の語源となった単語。

名詞だと 「打つ人」 → 「打者」 ですが、もともとは 「打つ」 「たたく」という意味の動詞です。

とくに、「続けざまに打つ」 「繰り返して打つ」 というニュアンスで使われ、ここから 「打ちのめす」 「たたきつぶす」 といった意味になります。

そこで、その過去分詞を使った battered by 〜 は 「〜によって打ちのめされた」「〜でボロボロになった」 という表現になっています。

今日の場合は、battered by a record drop in exports and domestic demandで、日本経済が “輸出と内需の記録的落ち込みによってズタズタにされた”というような、いわば “悲壮感” 漂う言い方として使われています。

■編集後記

日本の景気後退、当然、昨年からの金融恐慌に端を発するものですが、それに追い討ちをかけるように新型インフルエンザ騒動。。
なんか先行きも暗いイメージです。
裁判員制度が昨日から始まりましたが、調査によると50%弱の人が 「参加したくない」 そうです。
毎日の仕事もあるのに、人を裁いている時間などない、というのが本音のようですね。。
裁判になれば3日間はほぼ拘束されるようです。
またこの不況の中、会社にとっても、社員が何日も裁判のために会社を休むというのは受け入れがたいと思います。

(裏)昨夜は近所のレストランで食事。。
その後、オープンカフェで夕涼み。。

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