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毎日1分!英字新聞 石田

アカデミー賞、『英国王のスピーチ』 が4冠

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The King’s Speech Wins Four Oscars

British film The King’s Speech won four Oscars including best film and best actor for Colin Firth at the eighty-third Academy Awards ceremony on Sunday.

■チェック

・Oscar (= Academy Award)  アカデミー賞
・Academy Awards Ceremony  アカデミー授賞式

■対訳

「アカデミー賞、『英国王のスピーチ』 が4冠」

日曜日に第83回アカデミー賞の授賞式で、英国映画の『英国王のスピーチ』が作品賞とコリン・ファースの主演男優賞を含む4冠に輝いた。

■訳出のポイント

Oscar 「オスカー」 は、米国のアカデミー賞受賞者に授与される黄金のトロフィーのこと。

ここから、「アカデミー賞」 そのものも指して使われるようになりました。

そこで、Oscar = Academy Award ということです。

したがってwin four Oscars で 「4つのアカデミー賞を受賞する」 →「アカデミー賞で4冠に輝く」 という意味になります。

ceremony は 「儀式」 「祭典」 「式典」 という名詞。

そこで、award(s) ceremony は 「授賞式」 「授与式」 です。

今日の場合は、Academy Awards Ceremony で 「アカデミー賞受賞式」。

今回アカデミー賞4冠を獲得した英国映画 The King’s Speech 『英国王のスピーチ』 は、現英国女王エリザベス2世の父にあたるジョージ6世の姿を史実に基づいて描いたもの。

幼い頃から吃音症 stuttering に悩まされ、人前に立つことを極力さけてきたにもかかわらず、兄エドワード8世の退位から突然王位についたジョージ6世が、努力を重ねて吃音症を克服していく様子がテーマになっています。

speech には 「演説」 という意味と同時に、「話す能力」 「話し方」「話しぶり」 という意味もあります。

この映画では、最初にアルバート王子時代の “演説” 体験が、最後には英国王ジョージ6世として行った重要な “演説” が描かれています。

そして、そのふたつの重要な speech 「演説」 の間に、ジョージ6世がどのように自らの吃音症に向き合ったのか、どのように彼の speech 「話し方」 が変化していったのか、という点がドラマになっています。

したがって、映画タイトルの speech にはこれら両方の意味が込められているというわけです。

■編集後記

「英国王のスピーチ」、まだ見てないので早く見たいです。
アカデミー賞には主要5部門というのがあり、それは作品賞、監督賞、脚色賞、主演男優賞、主演女優賞であるといわれています。
やはり監督としては監督賞と作品賞が一番欲しいのでしょうか。。
まあ主観的な問題ですが。。
その点この主要5部門のうち、3つ(作品、監督、主演男優)と脚本賞をとったこの映画は他の映画と比較して圧倒的に優れているということになります(あくまでも個人的見解)。たしかにインセプションはいまひとつだと思い、今回は「英国王のスピーチ」と一緒で4部門でオスカーを取得しましたが、それらの賞は、「撮影賞」「視覚効果賞」「録音賞」「音響編集賞」と裏方的な部分での受賞でした。

(裏)なんか天気がすぐれないですね。。
部屋暑い。。
エアコンで。。。

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