ツタンカーメン王は内反足、マラリアで死亡か

King Tutankhamun Likely Had Clubfoot, Killed by Malaria

The Egyptian king Tutankhamun, famous for his awesome gold mask, may well have had a clubfoot, walked with a cane, and died of malaria, a study using state-of-the-art genetic testing and computer technology showed.

■チェック!

・clubfoot  内反足
・awesome  荘厳な
・may well  おそらく~だろう
・cane  杖
・state-of-the-art  最先端の
・genetic testing  遺伝子分析

■対訳

「ツタンカーメン王は内反足、マラリアで死亡か」

荘厳な黄金のマスクで知られるエジプトのツタンカーメン王は、内反足で歩行には杖を必要とし、マラリアで死亡した可能性が高い。
最新の遺伝子分析とコンピュータ技術を駆使した研究で明らかになった。

■訳出のポイント

clubfoot 「内反足」 とは、足の踵の骨の上に乗っている距骨という骨の形の異常と、その周囲の骨の配列異常による先天的な足の変形です。

正常な足の場合は足裏が下を向いているのに対して、出生時から片側(あるいは両側)の足の裏が内側を向いています。

1000人から2000人に1人の割合で発生し、女児よりも男児に多く、片足よりも両足にみられることが多い障害だそうです。

1922年に発見・発掘されたエジプト南部ルクソールの王家の谷にあるツタンカーメン王墓は、王のミイラにかぶせられた黄金のマスクで有名です。

awesome は 「畏敬」 「畏怖」 という意味の名詞 awe の後ろに接尾辞 -some がついたもの。

-some は名詞・動詞・形容詞につけて 「~を引き起こす」「~に適する」 「~の傾向がある」 の意の形容詞をつくります。

たとえば、trouble 「問題」 「面倒」 → troublesome 「問題を引き起こす」→ 「面倒な」 「困難な」 という具合です。

そこで、awesome は 「畏敬を引き起こす」 「畏怖に値する」 →「荘厳な」 という形容詞になります。

ちなみに、米俗語では 「素晴らしい」 「すごい」 「最高の」といった意味で用いられます。

とくに若者言葉の 「すげえ」 「いけてる」、あるいは最近よく使われる「ヤバイ」 などに近いニュアンスといえます。

ただし、これらの意味の awesome はあくまでも口語・俗語で、フォーマルな場面には適さないので注意しましょう。

may well ~ は 「たぶん(おろらく)~だろう」 「~の可能性がある」という言い方。

英文に慣れている人ならば、may well have had a clubfoot の部分では、a clubfoot と単数形で不定冠詞の a を伴っていることに気付いたかもしれません。

これは、ツタンカーメンが “ひとつの内反足を持っていた” すなわち、”彼は両足ではなく片足が内反足であった” ことを意味します。

もし、両足が内反足だった場合は may well have had clubfeet となっているはずですから。

一般的にこれを日本語訳に反映させる必要はありませんが、厳密に訳す場合は 「(ツタンカーメン王は)片足が内反足だった」ということになるわけです。

今回の最新の技術を駆使した研究によると、荘厳できらびらやかな黄金マスクのイメージが強いツタンカーメン王は、実は足が悪く歩くのに杖をついていた虚弱な少年王(享年19歳といわれる)だったということです。

■編集後記

ツタンカーメン王が19歳で死んだというのは驚きです。
しかも死因がマラリアだなんて。。
そこまで分かるのかと思います。
でも遺伝子分析の技術が進んで、もしかしたら過去の歴史が塗り変るかもしれませんね。。

(裏)いま早朝ですが雪のようです。。涙

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