President Biden in Uvalde, Texas, after School Shooting
U.S. President Joe Biden visited Uvalde, Texas, Sunday to commemorate the 19 pupils and 2 teachers killed in the mass shooting at the elementary school and met with the victims’ families.
■チェック
・school shooting 学校での銃乱射事件
・commemorate (死者を)追悼する
・pupil 児童
・mass shooting 銃乱射事件
・elementary school 小学校
・victim 犠牲者
■対訳
「バイデン米大統領がテキサス州ユバルディに、学校銃乱射事件受けて」
ジョー・バイデン米大統領は日曜、小学校での銃乱射事件で殺害された児童19人と教師2人を追悼するためにテキサス州ユバルディを訪問し、遺族と面会した。
■訳出のポイント
shooting は
「撃つ」 という動詞 shoot の現在分詞が名詞化した語で
「射撃」 「発射」 「発砲」 の意。
ここから、報道では
「銃撃(事件)」
といったニュアンスで使われます。
そして、多くの場合
mass shooting 「銃乱射事件」
を意味しています。
そこで、タイトルの
school shooting は
「学校での銃乱射事件」 「学校で起きた銃乱射事件」
ということですね。
pupil の語源は
「小さな少年」 を意味するラテン語 pupillus 。
ここから
「生徒」 「児童」
を意味する名詞となっています。
米国では通例小学生、英国では小、中、高校生に使います。
今日の記事では、米国の小学校での事件なので、
その学校の 「児童」という意味で
pupil
が使われているわけですね。
また、「小学校」 は
米国では
elementary school
がよく使われる一方で、
英国では
primary school
が一般的になっています。
victim の語源は
「いけにえの動物」 を意味するラテン語 victima。
ここから、
宗教などにおける神への 「いけにえ」 「犠牲」
の意味でも使われますが、
英字新聞では
事件や災害による 「犠牲者」 「被害者」 「被災者」
の意味で登場することがほとんどです。
今日の本文末尾では
the victims’ families なので
「(銃乱射事件の)犠牲者らの家族」 → 「遺族」 「遺族ら」
ということですね。
つまり
met with the victims’ families で
「遺族と会った」 → 「遺族と面会した」
となっています。
米南部テキサス州ユバルディのロブ小学校で24日、児童19人教師2人が殺害された銃乱射事件。
バイデン大統領は29日、現場を訪れて犠牲者を追悼し、遺族を慰問したというニュースでした。
また、
the U.S. Department of Justice 「米国法務省」
は同日、事件における地元治安当局の対応に問題がなかったかを正式に検証することを発表しました。
事件発生直後に駆けつけた治安当局員は教室内にすぐに突入せず、廊下で約45分間待機していたとして批判されており、同省は検証結果は報告書にまとめて公表するとしています。
■編集後記
地元教会で行われた遺族約100人による追悼礼拝に出席したバイデン大統領の退出時に、人々が “Do something!” と叫び、バイデン氏は ”We will” と答えたと伝えられています。銃規制に本腰を入れないとですね・・それにしてもトランプ氏は「教師全員が銃を持つべきだ」とこれまた、彼らしい、とんでもない発言をしています・・
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今日の動画
https://youtu.be/5qDr0rnj-J8
(裏)6月は気温が低くなりそう・・でも本当に梅雨入りするのかという気がしないでもないです・・