G7 Summit in Hiroshima Ends with Zelensky’s In-person Attendance
The Group of Seven talks in Hiroshima, Japan, ended with a dramatic, in-person attendance of Ukrainian President Volodymyr Zelensky on Sunday, a day after the leaders issued a joint statement.
■チェック
・G7 summit (=talks) G7サミット、7カ国首脳会議
・end with ~で終了する
・in-person attendance 対面での参加
・Ukrainian President ウクライナ大統領
・issue a joint statement 共同声明(首脳宣言)を出す
■対訳
「G7広島サミット、ゼレンスキー大統領の対面参加で閉幕」
日本の広島での7カ国首脳会議は、首脳宣言が発表された翌日の日曜日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の劇的な対面参加で幕を閉じた。
■訳出のポイント
G7 は
Group of Seven (Countries) の略。
米国、英国、ドイツ、フランス、カナダ、イタリア、日本の
「7カ国」 「主要7カ国」
を指しますね。
今日の記事では
タイトルの
G7 summit、
本文での
(the) Group of Seven talks で
「7カ国首脳会議」
となっています。
動詞 end は
「~を終わらせる」 「~を終える」。
ここから
end with ~ で
「~で終わる」 「~で終了する」 →
「~で結ぶ」 「~で締めくくる」 → 「~で幕を閉じる」
という言い方になっています。
in-person は
人が「直接(会う)」 「対面の」
という形容詞。
attendance が
「出席」 「参加」なので、
in-person attendance で
「(本人の)直接の参加」
という意味になります。
会議など、オンライン、ビデオ参加が一般的になった昨今、
これらに対する
「対面での参加」
という意味合いでよく使われる表現です。
joint statement は
「共同声明」。
本記事では
「7カ国首脳会議での(首脳らによる)共同声明」
という意味になっています。
ただし、日本の報道では、
「首脳宣言」
という言い方が通例になっていることを踏まえ、
対訳でもこちらを採用しています。
本文末尾
a day after the leaders issued a joint statement
の部分は
直前の Sunday を言い換えた(=説明する)文節ですね。
つまり、
「指導者ら(=首脳ら)が共同声明(首脳宣言)を出した1日後(の日曜日)」 →
「首脳宣言が発表された翌日(の日曜日)」
というわけです。
5月19日から広島で開催された7カ国首脳会議。
首脳宣言はサミットの最終日に発表するのが通例ですが、今回は1日前倒しで2日目の20日に発表されました。
宣言では、中国やロシアに対し “法の支配” に基づく国際秩序の維持のため結束を強化することを明記。
対ロシア制裁を拡大し、ウクライナへの揺るぎない支持を確認する一方で、台湾海峡の平和・安定の重要性も強調されました。
一方、”核兵器のない世界” を究極的な目標とし、現実的な方法での核軍縮を推進することも示されています。
そして、20日午後にはウクライナのゼレンスキー大統領が広島に到着し、サミット会場のホテルで各国首脳らと個別に会談。
最終日の21日には、G7首脳の討議に招かれ対面で参加しました。
■編集後記
広島サミットが無事に閉幕して、まずはよかったです。広島という地で「核兵器のない地球に暮らすことが人類の理想」だということを確認できたのは、意味があるはず。。。と信じたいですね。それにしても、最終的には、良くも悪くもゼレンスキー大統領が主役のようなサミットになりましたね^^;
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(裏)なんかジメジメした湿度の高い日が続きます・・梅雨間近か・・・カラっとした空気が早くも懐かしい・・