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毎日1分!英字新聞 石田

36人死亡の2019年京アニ火災事件、放火犯に死刑判決

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Arsonist Sentenced to Death for Killing 36 in 2019 Kyoto Anime Fire

The Kyoto District Court in Japan on Thursday sentenced a 45-year-old man to death for setting fire to the studio of Kyoto Animation in 2019, killing 36 people and injuring 32.

■チェック

・arsonist放火犯人
・sentence ~ to death ~に死刑判決を宣告する
・Kyoto District Court 【日本】京都地方裁判所
・set fire to ~に火をつける、放火する

■対訳

「36人死亡の2019年京アニ火災事件、放火犯に死刑判決」

日本の京都地方裁判所は木曜日、2019年に京都アニメーションのスタジオに放火し、36人を死亡、32人を負傷させたとして、45歳の男に死刑判決を言い渡した。

■訳出のポイント

sentence はもともと

「文」

という名詞。

ここから、

「刑罰宣告」「判決」

という意味の法律用語となっており、

「~に(有罪)判決を宣告する」「判決を言い渡す」

という動詞としても使われます。

今日の記事では

sentence ~ to death

「~に死刑判決を宣告する」「~に死刑(判決)を言い渡す」

という言い方で登場しています。

sentence ~ to death for … で

「…(した)という理由で~に死刑判決を宣告する」

「…(した)として~に死刑を言い渡す」

となっていますね。

タイトル文では、

Arsonist (Is) Sentenced to Death for Killing 36 in 2019 Kyoto Anime Fire

と受動態で用いられています。

直訳すると

「放火犯が、2019年の京都アニメ火災事件で36人を死亡させたとして、死刑判決を言い渡される」

ということですね。

set fire は

「火をつける」「火を放つ」

という言い方。

set fire to ~ で

「~に火をつける」「~に放火する」

になります。

すなわち、

本文後半の

for setting fire to the studio of Kyoto Animation in 2019, killing 36 people and injuring 32

の部分は

「2019年に京都アニメーションのスタジオに放火し、36人を死亡させ、32人を負傷させたとして」

というわけです。

日本国内だけでなく世界中を震撼させた2019年の京都アニメーションのスタジオ放火事件。

京都地方裁判所は1月25日、殺人、殺人未遂、現住建造物等放火など5つの罪に問われた青葉真司被告(45)に死刑を言い渡しました。

青葉被告は起訴内容を認めるものの、弁護団は「被告の責任能力は大きく減退していた」として、刑の軽減などを求めていました。

今回の判決で、裁判所はこの主張を却下、

事件当時に被告は妄想症状はあったものの「心神喪失や心身もう弱の状態ではなかった」と、物事の善悪を判断する能力があったと認め、死刑を言い渡した形です。

■編集後記

京アニ事件は日本の犯罪史上でも最も衝撃的な事件のひとつではないでしょうか。。。放火犯が重度の火傷を負いながらも生存し、その回復を待っての逮捕、裁判という流れにも、まさに 「現実は小説より奇なり」 といった物語性さえ感じてしまいます。極刑としての死刑の是非は別として、事件の悲惨さ、恐ろしさ、犠牲者と家族、関係者の痛み、苦しみをかんがみると・・・事件を起こした被告に相応しい罰とは??難しいですね。

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(裏)今日は自宅でモツ鍋。。先週もやりましたが・・

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