Apple Sues OpenAI
Apple filed a federal lawsuit against OpenAI on Friday, accusing it of stealing trade secrets through hiring the iPhone maker’s former employees.
■チェック
・sue ~を訴える、~を提訴する
・file a federal lawsuit 【米国】連邦裁判所に提訴する
・accuse A of B AをBの罪で告発する
・steal trade secrets 営業秘密を盗む
・hire ~を雇う、雇用する
・former employee 元社員、元従業員
■対訳
「アップル、オープンAI を提訴」
アップルは金曜日、同社の元社員を雇用して営業秘密を盗んだとして、OpenAIを連邦地裁に提訴した。
■訳出のポイント
file はもともと
「ファイルに書類をとじる」→「書類を提出する」
という動詞です。
ここから、
file a tax return
「所得税申告書類を提出する」→「確定申告をする」
file a complaint
「苦情を(書面で)申し立てる」
のように、公的な書類を提出する場面で実に広く使われています。
今回は
file a lawsuit
「訴訟の書類を提出する」→「訴訟を起こす」
という定番表現に、
federal 「連邦の」
という形容詞が加わって
file a federal lawsuit で
「連邦の訴訟を起こす」→
「連邦裁判所に提訴する」→「連邦地裁に提訴する」
となっています。
trade secret は
日本語では、一般的に
「企業秘密」
と表現されることが多い言い方です。
ただ、今回は訴訟問題となっている情報を指していることから、対訳では、法律用語としてより正確な
「営業秘密」
を採用しています。
これらの違いを簡潔にまとめると、
企業秘密:企業が外部に公開しない情報全般を指す一般的な表現
営業秘密:法律で保護の対象となる情報を指す法的用語
だからです。
steal trade secrets で
「営業秘密を盗む」
ということですね。
accuse A of B は
「AをBだとして非難する」「AをBの罪で告発する]
という表現。
英文ニュースでは
accuse(人) of a crime
「犯罪で(人)を告発する」「犯罪で(人)を訴える」
という形で頻出です。
今回は
accusing it of stealing trade secrets で
「それ(=オープンAI)を営業秘密を盗んだことで訴えて」→
「営業秘密を盗んだとしてオープンAIを訴えて」
となっています。
iPhone メーカーで米IT大手のアップルが、営業秘密を盗まれたとして、人工知能 ChatGPT を手がけるオープンAIとアップルの元社員2人をカリフォルニア州連邦地裁に提訴しました。
オープンAIに雇用された元アップル社員によって同社の営業秘密が不正に流用され、オープンAIの消費者向けハードウエア事業への参入に利用されたとするもの。
現時点で、400人以上の元アップル社員がオープンAIで働いているそうです。
■編集後記
AppleとOpenAIは2024年6月に提携を発表し、iPhoneなどにChatGPTを提供しています。そんな協力関係にある両社が、営業秘密を巡って法廷で争う事態へ。業界では、OpenAIが独自のスマホ開発を進めているとの見方が有力。Appleは、製品設計や製造工程、サプライチェーン戦略などの営業秘密が持ち出され、OpenAIの消費者向けハードウエア事業に利用されたと主張。一方、OpenAI側は「他社の営業秘密には関心がない」とコメント。IT業界では、優秀な人材の引き抜きや転職は珍しくありません。こうした営業秘密の漏洩や流用は、実際には日常的に起きているのかもしれません。
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(裏)長岡では久しぶりに昨夜まとまった雨が。。今日東京に戻ります。