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毎日1分!英字新聞 石田

円相場163円台に値下がり 1986年以来

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Yen Falls Past 163, Weakest Since 1986
The Japanese yen fell past 163 against the U.S. dollar on Tuesday, hitting its weakest level since December 1986 amid escalating tensions in the Middle East.
■チェック
・fall past _ 【為替】 _台まで値下がりする
・weak 【為替】弱い → 安い
・nearly ほぼ、約
・amid escalating tensions 緊張が高まる中で
・the Middle East 中東
■対訳
「円相場163円台に値下がり 1986年以来」
中東情勢の緊張が高まる中で、円相場は火曜日1ドル=163円台まで値下がりし、1986年12月以来の円安水準となった。
■訳出のポイント
weak はもともと
「弱い」
という意味でおなじみですね。
ここでは、
“力が弱い”
だけではなく
“勢いや価値が弱い”
場合にも使われる、守備範囲の広い形容詞だということを確認しておきましょう。
今回のように、為替関連では
「(円の)価値が弱い」→「円安である」
という意味合いになるわけです。
タイトルでは
weakest since 1986 なので
「1986年以来最も弱い」→「1986年以来の安値である」
ということですね。
また、本文ではもう少し具体的に、
its weakest level since December 1986 は、
「1986年12月以来、最も弱い水準」→
「1986年12月以来の円安水準」
となっています。
そして、為替レートなどを示す場合には
163 against the U.S. dollar
のように、
前置詞 against を用いることも確認しておきましょう。
「米ドルに対して163円」「対米ドルで163円」→
「1ドル=163円」
という具合ですね。
amid は
「~のなかで」「~のさなかに」
という意味の前置詞。
「~という状況・環境の中で」「~を背景にして」
というニュアンスで使われるニュース英語の定番ですね。
今回は、同じく英字新聞定番の
escalating tensions
「激化する緊張」「高まる緊張」
という言い方との組み合わせになっています。
すなわち、
amid escalating tensions in the Middle East で
「中東において高まる緊張の中で」→
「中東における緊張が高まる中で」→
「中東情勢の緊張が高まる中で」
というわけですね。
7月21日の欧米外国為替市場では、円相場が一時1ドル=163円台まで下落しました。
1986年12月以来、約39年半ぶりの円安水準です。
米軍が10日連続でイランを攻撃するなど、中東情勢の一層の混迷を背景に、”有事のドル買い” が対日本円を中心に進んだ形です。
■編集後記
政府・日銀は円売りの動きを食い止めるため、円相場が1ドル=160円台後半をつけた4月末から5月にかけて、11兆7000億円規模の為替介入に踏み切りましたが、その効果はほぼ皆無といった感じですね。世界での米ドルの存在感はかなり薄くなった感がありますが、「有事のドル買い」はまだ健在ということでしょうか。。。
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