Japan Advances in Asian Cup
Japan advanced to the knockout stage in the Asian Cup with a 3-1 win against Indonesia on Wednesday, bouncing back from its upset defeat by Iraq.
■チェック
・advance (to the knockout stage)
(決勝トーナメントに)進出する
・Asian Cup 【サッカー】アジアカップ
・bounce back from~から立ち直る
・upset defeat 番狂せの敗北、予想外の敗北
■対訳
「日本、アジア杯決勝Tに進出」
水曜日のサッカー・アジアカップで、イラク戦で期した予想外の敗北から立ち直った日本がインドネシアに3-1で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。
■訳出のポイント
advance は
「進む」「前進する」
という動詞。
advance to ~ で
「~まで前進する」「~へ進む」
になります。
そこで、
advance to the knockout stage は
「決勝トーナメントへ進む」「決勝トーナメントへ進出する」
という言い方になるわけです。
本文前半
Japan advanced to the knockout stage in the Asian Cup with a 3-1 win against Indonesia on Wednesday
の部分は、直訳すると
「日本が水曜日、インドネシアに対する3-1の勝利とともに、アジアカップの決勝トーナメントに進出した」。
わかりやすいように意訳すると、
「水曜日のサッカー・アジアカップで、日本がインドネシアに3-1で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた」
ということですね。
bounce は
ボールなどが「はずむ」「はね上がる」
という動詞で、
bounce back だと
ボールなどが「はね返る」の意。
ここから、
打撃、敗北、病気などから(すばやく)
「立ち直る」「もと通りになる」
という意味でも使われる表現となっています。
したがって、
本文後半、
bouncing back from its upset defeat by Iraq
の部分は
「イラクによる予想外の敗北から立ち直って」→
「イラク戦での予想外の敗北から立ち直って」
ということですね。
upset はもともと
「~をひっくり返す」「(人)の心をかき乱す」「調子を狂わせる」
といった意味の動詞で、
スポーツなどでは強い相手、格上の相手を
「番狂せで倒す」「予想に反して負かす」
という場合にも使われます。
同様に
「番狂せの」「予想外の」
という形容詞にもなっており、
upset defeat だと
「番狂せの敗北」「予想外の敗北」
ということですね。
中東カタールで開催中のサッカー・アジアカップ。
3大会ぶりの優勝を目指す世界ランク17位の日本は、1次リーグ初戦でベトナムをくだしたものの、19日の第2戦で世界63位のイラクにまさかの敗北を期してしまいました。
これを指して、
upset defeat by Iraq
と言っているわけですね。
この敗北から立ち直る形で日本は、1月24日の1次リーグ最終戦でインドネシア代表を3-1で破り、D組2位で1次リーグを通過。
決勝トーナメント進出を決めることができました。
世界ランキング17位とアジアでは最高位を保持する日本代表ですが、1次リーグではいわゆる “格下” チームを相手に大いに苦戦を強いられました。
1月31日から始まる決勝トーナメントでは、是非とも本領を発揮してもらいたいですね。
■編集後記
森保ジャパンは、イラクに敗北で去年6月から続いていた国際Aマッチ連勝記録も10でストップ。。。いわゆる格下チームに苦戦、敗北とこのアジア杯で現実を突きつけられた感じかもしれません。やはり三笘の欠場が痛いか?2年後のW杯を見据えて、決勝Tを充分に戦って欲しいものです。
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(裏)モツ鍋を自宅で食べました。ごぼうとニラ、にんにくを大量にいれて。最高です。