US Has Most Coronavirus-related Deaths in the World Now
The United States has overtaken Italy to have the highest death toll from coronavirus in the world as its fatalities exceeded 20,000 on Saturday.
■チェック
・coronavirus-related deaths コロナウイルス関連死者数
・overtake ~を追い抜く
・death toll (=fatalities) 死亡者数
・exceed ~を超える、上回る
■対訳
「米コロナ死者数、世界最多に」
新型コロナウイルスによる米国の死者数が土曜日に2万人を超え、イタリアを抜いて世界最多となった。
■ 訳出のポイント
related は
「関係がある」 「関連する」
という動詞 relate の過去分詞が形容詞化した語。
したがって
「関係のある」 「関連した」 「つながりのある」
の意味ですね。
-related の前に名詞を置くと
「~に関係のある」 「~関連の」
という連結語になります。
例えば
aging-related disease だと
「加齢に関係のある病気」 →
「加齢に関連する病気」 「老化に伴う疾病」
という具合です。
今日の場合は
coronavirus-related deaths なので
「(新型)コロナウイルスに関連する死者(の数)」 →
「新型コロナによる死者数」 「新型コロナ関連死者数」
ということです。
現在世界を席巻している 「新型コロナウイルス」 は
英語では
new coronavirus あるいは novel coronavirus。
しかし、日本語でも報道や会話において、しばしば
単に 「コロナ」 と呼んでいるように、
英語でも
coronavirus あるいは the virus
と言う場合が多くなっています。
また、 新聞記事などでは
coronavirus disease 2019
「2019年(発生の)コロナウイルス感染症」
の略である covid-19
も使われているので、あわせて確認しておきましょう。
今日のタイトルは、直訳すると
「米国は現在、世界で最も多くの新型コロナによる死者数を持っている」 →
「米国は現在、新型コロナによる死者数が世界最大である」。
対訳では、簡潔に
「米コロナ死者数、世界最多に」
としています。
本文後半に登場している fatalities は
fatality の複数形で、
「死亡」 「死亡者数」
を意味します。
事故、戦闘などによる不慮の死を指して用いられることが多いのですが、今日の場合は、
“新型コロナウイルスによる死者数”
を指していますね。
英字新聞ではおなじみの頻出重要表現
death toll と
ほぼ同じ意味に用いられる単語として、しっかり押さえておいてください。
本文全体の訳文としては
「米国で、土曜日に死亡者数が2万を超えたことから、イタリアを追い抜き、世界で最多のコロナウイルス死者数を
持つこととなった」 →
「新型コロナウイルスによる米国の死者数が土曜日に2万人を超え、イタリアを抜き世界最多となった」
ということです。
中国から始まった新型コロナ感染の中心は完全に欧米へ移りましたね。
米ジョンズ・ホプキン大学の集計によると、米国内のコロナ死者は11日の時点で2万人を突破して世界一に。
感染確認数も52万超で世界最多となりました。
日本でも感染ピークはまだこれからでしょうか・・・
■編集後記
だんだん身の回りでも、知人のさらに知人がコロナにかかったという話を聞くようになりました。感染がじわりじわりと身の近くまで進んできている、そんな気がします。人に会うことを7割、8割減らす、これを全員で意識しましょう。
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(裏)東京、すごい雨です。少し外を歩いただけで靴に水が浸水してきて濡れてしまいます。