Amsterdam Bans Public Ads for Meat and Fossil Fuels
Amsterdam, the capital of the Netherlands, banned public advertisements for meat and fossil fuels starting May 1, in an effort to discourage people from spending money on products linked to high carbon emissions.
■チェック
・ban ~を禁止する
・public ads(=advertisements)公共広告
・meat 食肉
・fossil fuels 化石燃料
・capital 首都
・the Netherlands オランダ
・in an effort to V ~する取り組みの中で
・discourage(人)from ~ing
(人)が~するのを妨げる、やめさせる
・spend money on ~に金を使う
・product 製品
・(be) linked to ~と関連している
・carbon emissions炭素排出
■対訳
「アムステルダム、食肉と化石燃料の公共広告を禁止」
オランダの首都アムステルダムは、炭素排出量が多い製品の購入を控えるよう人々に促す取り組みの一環として、食肉や化石燃料の公共広告を5月1日から禁止した。
■訳出のポイント
ad は
advertisement の短縮形で
「広告」。
今回は
ads = advertisements
と複数形になっています。
public ads (= advertisements) for meat and fossil fuels
「食肉と化石燃料(のため)の公共広告」
ということですね。
effort は
目的達成のための「努力」「尽力」「骨折り」
を意味する名詞。
ここから、
特定の目的に向けての「取り組み」「試み」
という意味合いでもよく使われます。
in an effort to V は
直訳すると、
「~するための努力(取り組み)の中で」。
英字新聞では、
“努力” というよりは、
“政策的な狙い・取り組み”
を柔らかく表現する際に多用される表現です。
今回は
in an effort to discourage people …
「人々に~を控えるよう促す取り組みのひとつの中で」→
「人々に~を控えるよう促す取り組みの一環として」
ということですね。
discourage はもともと
【dis-(奪う)+ courage(勇気)】
という成り立ちで、
「勇気を奪う」→「落胆させる」→
「自信・希望を失わせる」「やる気をなくさせる」
という動詞。
ここから、
discourage(人)from ~ing で
「(人)に~するのをやめさせる」
「(人)に~するのを思いとどまらせる」
「(人)に~するのを控えさせる」
という言い方になっています。
そこで、
discourage people from spending money on products linked to high carbon emissions
の部分は、
「人々に高い炭素排出に関連する製品にお金を使うことを控えさせる」→
「炭素排出量が多い製品の購入を控えるよう人々に促す」
としています。
spend money on ~ は
文字通り
「~にお金を費やす」「~にお金を使う」。
意味的には
ここでは
spend money on products で
「製品にお金を使う」→「製品を買う」
ということですね。
ただし、
単に
buy products
「製品を買う」が
「買う」「購入する」
という行為・行動そのものに焦点があるのに対して、
spend money on と言うと、
自らの意思でお金を投じて「製品を求める」こと、
すなわちお金の使い道に視線が向けられるわけです。
そのため、環境問題やライフスタイルを扱うニュースなどでは、好んで使われる傾向があります。
オランダの首都アムステルダムで、5月1日から公共スペースにおける食肉および化石燃料関連製品の広告が禁止されました。
これを受けて、屋外広告、トラム(路面電車)の停留所、地下鉄の駅などから、ハンバーガーなどの肉製品、ガソリン車から航空券など、様々な広告が撤去されています。
2050年までのカーボンニュートラル化と、市民の食肉消費量半減を目標に掲げるアムステルダム。
その環境目標に沿った街並みを目指すということです。
■編集後記
もしこの規制が日本にも広まった場合、真っ先に思ったのが「題名のない音楽会」(出光がスポンサー)はなくなるのでは・・と・・。また食肉がなぜ?と思った方も多いでしょう。というのも、牛などの反芻動物は消化の際に強力な温室効果ガスであるメタンを排出するからです。また、牧草地確保のための森林伐採によるCO₂放出、大量の飼料生産に必要なエネルギー消費、糞尿からの亜酸化窒素排出も重なり、食肉は総合的に非常に高い炭素排出量となるようです。。
拙著、1日1分!英字新聞2026年の音声はスマホで聞くことができます!
↑ページ後半の「スマートフォンで音声を聴く場合」のところです!
(裏)朝トレのジョグの強度を一気に高めてます。最近、かなりダラダラ走りだった・・汗