SoftBank, Major Japanese Firms Set up New AI Company
Major Japanese firms, including SoftBank, NEC, Honda Motor and Sony, have established a new company to develop advanced artificial intelligence for domestic businesses.
■チェック
・major firm 主要企業、大手企業
・set up (=establish)設立する
・develop 〜を開発する
・advanced artificial intelligence高度な人工知能
・domestic business 国内事業
■対訳
「ソフトバンクなど日本の主要企業、新AI会社を設立」
ソフトバンク、NEC、ホンダ、ソニーを含む日本の主要企業が、国内事業向けの高度なAIを開発する新会社を設立した。
■訳出のポイント
今日の記事で登場している
company および firm は、
どちらも「会社」
の意味でよく使われる単語ですね。
company は
「企業」「会社」
を意味する最も一般的で幅広い英単語で、業種・業界を問わず用いられます。
また、新設された組織・企業を指すのによく使われる傾向があります。
それに対して
firm は
ややフォーマルな語感で、また、ビジネスや専門業種(弁護士事務所など)といった文脈でよく使われる語となっています。
こういったニュアンスの違いは抑えつつ、
基本的には
interchangeable
「相互に置き換え可能」
だと捉えておきましょう。
とくに英字新聞などでは、簡潔な文の中で同一単語の重複を避けるために、併用して使われることも多いわけです。
set up は
「設立する」「立ち上げる」「準備する」
という意味の成句。
比較的カジュアル(口語的)ではありますが、簡潔で実務的な響きを持つ表現で、ニュース英語では標準的に使われます。
とくに、スペースを節約できる上に、インパクトがある簡潔表現として、タイトル(見出し)で頻出です。
また、本文で使われている
establish も
「設立する」「創設する」「確立する」
といった意味の動詞。
どちらかというと、フォーマルかつ公式な響きを持つ語ですが、こちらも英字新聞頻出単語となっています。
「前進する」「前へ進める」
という動詞 advance の過去分詞が形容詞化した
advanced は
「進んだ」「進歩した」の意。
ここから、
学問などが「高等の」「上級の」、
国、文化などが「進歩した」「先進の」、
機器などが「高度な」「高機能の」
という意味になっています。
ここでは
advanced artificial intelligence
「高度な人工知能」
「高度な機能を有する人工知能」
というわけですね。
domestic の語源は
「家」「家庭」を意味するラテン語の domus 。
ここから、もともとは
「家庭の」「家庭内の」
という形容詞です。
そして、
国家を “家” と考えて”家庭” という概念が拡張されて、
「家庭内の」→「国内の」
という意味でも使われるようになりました。
したがって
domestic businesses で
「国内ビジネス」「国内事業」
ということですね。
ソフトバンク、NEC、ホンダ、ソニーグループの4社が中心となって、国産人工知能を開発する新会社
「日本AI基盤モデル開発」
が設立されたという話題。。。
米中企業が先行する生成AI市場において、国内企業が結集して巻き返しを狙う図式ですね。
基盤モデルの開発から自動車やロボットなど、産業応用までを一貫して手がけ、政府の支援策も活用しながら世界トップクラスのAI構築を目指す、としています。
■編集後記
この新会社では、基盤AIモデル開発の段階から、ロボットや機械を自律制御する「フィジカルAI」への活用を見据え、製造現場の声を取り込んでいくそうです。AI 分野ではもちろんのこと、日本はいまや「かつての先進国」になっています。その立ち位置をしっかり認めて将来を考えることが、官民ともに必要なように思えます。
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