Japan Raids Ice Cream Giants over Suspected Price-fixing
Japan’s Fair Trade Commission has raided six major ice cream makers on suspicion of forming a cartel to raise product prices.
■チェック
・raid (警察・当局が)~を立入検査する
・ice cream giant アイスクリーム大手
・suspected price-fixing 価格協定の疑い
・Fair Trade Commission 【日本】公正取引委員会
・on suspicion of ~の疑いで
・form a cartel カルテルを結ぶ
・raise product prices 商品価格を引き上げる
■対訳
「日本のアイス大手、価格協定の疑いで立入検査」
日本の公正取引委員会は、カルテルを結び商品価格を引き上げていた疑いで、大手アイスクリームメーカー6社を立ち入り検査した。
■訳出のポイント
raid の核となるイメージは
「突然押しかけて、素早く何かを奪う・押さえる」。
もともとは、
軍事・戦闘寄りの意味合いで
敵地などを「急襲する」「奇襲攻撃をかける」
略奪目的で「襲撃する」
といった意味の動詞(および名詞)です。
ここから、現代のニュースでは
警察・当局が
「証拠などを押さえるために、抜き打ちで踏み込む」
場合にも広く使われています。
日本語の
「立ち入り検査する」
「家宅捜査する」
「強制捜査する」
などに当たる単語として、捉えておきましょう。
今回の記事では
公正取引員会が企業を「立ち入り検査した」
という文脈ですね。
price =「価格」で、
fix =「固定する」「決める」なので、
price-fixing は直訳すると
「価格の固定」「価格を決めること」。
ただ、”価格を決める” といっても、
price-fixing というと、
通常の price-setting 「価格設定」と違って、
“本来競走すべき複数の企業が、価格を申し合わせて決めること”
という意味合いになるので、注意しましょう。
すなわち、すでにそこには
“違法” “独禁法違反” “反競争的”
という含みがあります。
したがって、本文では
form a cartel
「カルテルを結ぶ」「カルテルを結成する」
という表現で言い換えられているわけです。
cartel はもともと
“独立した企業などが協定を結んで行動をそろえる連合体”
を意味しますが、
現在では価格談合など違法な文脈で使われることが多く、
日本語でも
「カルテル」
として定着していますね。
市販用のアイスクリームなどの価格をめぐり、大手メーカーがカルテルを結んでいた疑いで、公正取引委員会が、明治、森永乳業、江崎グリコ、ロッテ、森永製菓、赤城乳業の6社を立ち入り検査した、という話題でした。
各社は数年前から幹部クラスが定期的に会合やメールを通じて情報交換を行い、アイスなど値上げ幅や時期を調整していた疑いがある、ということです。
■編集後記
これから夏に向かい、ますますアイスが美味しい時節ですね。そんなときに出てきたこのニュース。。。原材料高騰や物流費上昇など、やむを得ない値上げの事情もあるかとは思います。我々消費者は企業が説明するそれらの”事情” を受け入れるしかないわけですが、そこには「価格は公正な競争によって決まっている」という前提があります。しかし、こういったことが明るみに出ると、市場そのものへの信頼が損なわれてしまいますね。。。
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↑ページ後半の「スマートフォンで音声を聴く場合」のところです!
(裏)2年間使った自動蓋開閉式のゴミ箱の蓋が壊れた・・今は閉まるだけ・・まあ、それでも良いか。