Nanotyrannus Skeleton Fetches $47.3 Million
A mounted skeleton of a Nanotyrannus, a rare dinosaur once mistaken for a young Tyrannosaurus rex, sold for $47.3 million at an auction in New York on Tuesday.
■チェック
・Nanotyrannus 【恐竜】ナノティラヌス
・skeleton骨格(化石)
・fetch (=sell for ) $_ _ドルで売れる、落札される
・mounted skeleton 骨格標本
・rare dinosaur 希少な恐竜
・(be) mistaken for ~と間違えられる
■対訳
「ナノティラヌスの骨格化石、4730万ドルで落札」
かつてはティラノサウルスの幼体と間違えられていた希少な恐竜、ナノティラヌスの骨格標本が火曜日、ニューヨークのオークションで4730万ドル(約75億円)で落札された。
■訳出のポイント
skeleton は
「骨格」「骨組み」
を意味する名詞。
今回のような恐竜がらみの文脈では
「骨格化石」
を指します。
また、本文では
mounted skeleton
「組み立てられた骨格(化石)」→「骨格標本」
という言い方が使われています。
「取り付ける」「組み込む」「すえ付ける」
という意味の動詞 mount は、
標本などを展示できる状態に組み立てる、という意味合いにもなります。
そこで、
mounted skeleton は
骨などを支持具などに取り付け、立体的に組み立てた
「骨格標本」
というわけです。
fetch はもともと
「~を取ってくる」「~を持ってくる」
という意味の動詞。
ここから、
fetch $_ で
商品などが「_ドルをもたらす」→
「_ドルで売れる」
という意味に発展しました。
英字新聞ではとくに、美術品・骨董品などのオークション記事で頻出なので、しっかり再確認しておきましょう。
sell for $_
と意味的にはほぼ同じですが、
fetch を用いると、より
“高値をつけた”
ことに焦点が当たるニュアンスになります。
mistake は
「ミス」「誤り」「間違い」
という名詞としておなじみですね。
「思い違いをする」「間違える」
という動詞としてもよく使われ、
mistake A for B で
「A を B と間違える」
という定型表現になっています。
今回は
a rare dinosaur (which was) once mistaken for a young Tyrannosaurus rex と
( )内を補って考えましょう。
すなわち、
「かつて幼いティラノサウルスと間違えられた希少な恐竜」→
「かつてはティラノサウルスの幼体と間違えられていた希少な恐竜」
ということですね。
小型の肉食恐竜ナノティラヌスは、かつてはティラノサウルスの幼体と思われていましたが、2025年の画期的な研究によって、別種の恐竜(の成体)だと示唆され、今年1月にもその説をさらに裏付ける研究が発表されました。
今回4730万ドル(約75億円)という化石オークション市場2番目の高額で落札されたのは、2019年にモンタナで発見された骨格化石。
191個の骨要素とほぼ完全な頭蓋骨を含み、約6700万年前のものとされています。
現在世界で知られるナノティラヌスの標本はわずか3体で、そのうちの1体だということです。
■編集後記
今回のナノティラヌスの骨格標本については、落札者の氏名は公表されておらず、匿名の買い手と報じられいます。落札者が個人の収集家なのか、博物館などの機関なのかについても確認できる情報はありませんが、匿名という点、そして研究機関への寄贈や一般公開の予定があるという情報もないという点で、個人収集家と考えるのが妥当でしょう。こうした個人による高額取引が目立つ昨今。。。貴重な化石標本などが個人の収集家の手に渡り、研究者のアクセスや一般の展示から遠ざけられてしまうとしたら、とても残念ですね。
<<祝>>累計75万部達成!
1日1分!英字新聞 2026年版が大手書店で平積みに!
↑これ1冊をカバンにいれて時々読むだけで英語力がぐんぐん伸びます!
(裏)家の斜め前のマンション工事がうるさすぎる。。朝8時からやってる・・・