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毎日1分!英字新聞 石田

世界はフセイン拘束後を見つめる;市場は活気づく

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World Looks Beyond Saddam Capture; Markets Cheer

Supporters and opponents of the war in Iraq welcomed the capture of Saddam Hussein but as the news sank in the focus shifted to what happens next, with several nations looking for an early end to the U.S.-led occupation.

■チェック

!

・cheer 元気づく
・opponent 反対者
・sank sink (沈む)の過去形

■対訳

「世界はフセイン拘束後を見つめる;市場は活気づく」
イラク戦争の支持者も反対者もサダム・フセイン拘束をを歓迎したが、このニュースが浸透するにつれて、関心は次に起こることへと移り、米国主導による占領の早期終結を期待する国も少なくない。

■訳出のポイント

sinkは「沈む」とか「落ち込む」「染み込む」という意味の動詞です。
sink inは元来の意味は
「〜に沈む」ですが、「(ニュースや考え方などが)十分に理解される」、
「(教訓や経験が)身にしみる」という意味で用いられることが多い表現です。
例えば、
ショッキングな事件があった後に、
It hasn’t sunk in yet. と言うと「なんだかまだピンと来ないんだ。」となります。

最後の部分の 
with several nations looking for an early end to the U.S.-led occupation
の severalは、「いくつかの」「数個の」という意味で使われる場合と「いくつもの」「さまざまな」という意味で用いられる場合があります。
このあたりは文脈から判断するしかありません。

ここでは、「…占領の早期終結を期待する国がいくつかある」でもいいのですが、文脈から、その数は少ないものではない、というニュアンスが感じられるため、「…を期待する国も少なくない」と訳しました。

■編集後記

Cheers は「乾杯」で使われますが、手紙やメールを外国人に書くときに、文末に添える言葉としても使います。
日本語で言えば「では(元気で)」といった軽い気持ちですね。
フォーマルや改まっている場合は、Regards, Best regards, Sincerely などがあります。
私は翻訳という仕事柄英文メールを毎日どこかへ書いています。
海外のクライアントとのやりとり、海外在住のチェッカーとのやりとりが主です。
そのとき、日本語で考えずに英語で考えて書き始めます。
これ、毎日やるとかなり力が付きます。
英語で考える訓練ですね。
またそんな時、日本で最近話題になったことやお宅の国のサッカー選手が日本で稼ぎまくっているよ、など日々の話題を書き込むこともあり、これは英作文というか英語でものを考えるよい訓練になります。

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