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毎日1分!英字新聞 石田

ホロコーストの生存者、65年ぶりにイスラエルで再会

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Holocaust Survivors Meet in Israel After 65 Years

A brother and sister who were split up as children in Poland and survived the Nazi Holocaust apart have been reunited in Israel after 65 years.
Both Shoshana November, 73, and Benny Shilon, 78, had lived in the Jewish state since 1948 without knowing the other was alive.

■チェック

!

・holocaust 大虐殺
・survivor 生存者
・split up 別れる
・reunite 再会する

■対訳

「ホロコーストの生存者、65年ぶりにイスラエルで再会」

幼いときにポーランドで引き離され、ナチスの大虐殺を別々に生き抜いた兄と妹が、65年後にイスラエルで再会を果たしていた。
ショシャナ・ノーベンバー73歳、ベニー・シロン78歳はどちらも、お互いが生存していることを全く知らずに、1948年以来イスラエルに在住していた。

■訳出のポイント

holocaust はギリシャ語を語源に持つ言葉で、holo は holos = whole
「全体(の)」、caust は kaustos = burnt「焼かれた」を意味します。
もともとは、獣を丸焼きにして神の前に備える祭りを指していましたが、ここから「火による皆殺し」→「大虐殺」「大量殺戮」を意味するようになりました。

the Holocaust で「ナチスによるユダヤ人大殺戮」を指します。
最近では「ホロコースト」とそのまま訳されることも多いようです。

この奇跡の再会の背景は以下の通りです。

November told Reuters that Saturday’s reunion only came about by chance after a friend pushed her to visit Jerusalem’s Holocaust museum, Yad Vashem, last Friday.
「ノーベンバーさんがロイターに語ったところによると、土曜日の再会は、エルサレムにあるホロコースト博物館 Yad Vashem を訪れるよう友人に強く勧められての、全くの偶然から実現した。」とのことです。

Shilon had left his details just two weeks earlier in the museum’s “Pages of Testimony.”
「(兄の)シロンさんは、そのわずか2週間前にホロコースト博物館の『証言のページ』に(自分や家族に関する)詳細を残しておいたばかりだった。」

■編集後記

妹のノーベンバーさんは、アウシュビッツのガス室に入る寸前、人の列から押し出され、殺されずに済んだという。ナチスによるユダヤ人虐殺を題材とした映画、「ピアニスト」観ました?文句なしの映画でしたよ。
見てない方はこのお正月1押しのビデオですのでぜひ!

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