毎日1分!英字新聞YouTubeチャンネルがスタートしました。今日の配信記事をその日にネイティブ音声で公開します。

音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

これを繰り返し聞けば、1年後にはリスニング力が大幅に向上していることでしょう。今すぐ登録して毎日、リスニングの学習にご活用ください。では!

https://www.youtube.com/channel/UCnAS9WqXFfsUjahainO4Smg

毎日1分!英字新聞 石田

ジャズピアノの巨匠、オスカー・ピーターソン氏死去

Pocket

Jazz Piano Virtuoso Oscar Peterson Dies

Jazz pianist and composer Oscar Peterson, who was known for his technical wizardry and energetic performances, died on Sunday night at his home in Toronto at the age of 82.

■チェック

・virtuoso  巨匠
・composer  作曲家
・wizardry  妙技
・energetic  生き生きとした

■対訳

「ジャズピアノの巨匠、オスカー・ピーターソン氏死去」

素晴らしい技巧と生き生きとした演奏で知られたピアニストで作曲家のオスカー・ピーターソン氏が日曜夜、トロントの自宅で死去した。
82歳だった。

■訳出のポイント

virtuoso はもともと 「博識」 「達人」 を意味するイタリア語で、主にクラシック音楽の世界で、高度な技巧や演奏能力によって究極の域に達した超一流の演奏家を指して使われます。

日本語でも 「ヴィルトゥオーソ」 と表される場合もありますが、敢えて訳すとすると 「名演奏家」 「巨匠」 などにあたります。

最近欧米ではクラッシックというジャンルに限らず、ピアノや弦楽器、打楽器など見た目にも華々しい、いわゆる 「超絶技巧」 を見せる演奏家に対してこの virtuoso を用いる傾向が出てきています。

wizardry は、 wizard 「(男の)魔法使い」 から派生した名詞で 「魔法」「魔術」 という意味 ( = magic ) です。

ここから 「優れた技術」 や 「妙技」 を賞賛するときにも使われるようになりました。

そこで technical wizardry は 「技術上の妙技」 ということですが、すなわち 「素晴らしい技巧」 を意味します。

be known for 〜 は 「 〜 で知られている」 「 〜 で有名である」 という言い方。

be famous for 〜 あるいは be famed for 〜 で言い換えることもできます。

オスカー・ピーターソンはモントリオール(カナダ)出身。

5歳からピアノを始め、1949年にNYのカーネギーホールで米国進出して以来、半世紀以上に渡ってジャズ界最高峰での活動を続けました。

その間リリースしたアルバムは200枚以上です。

また、途中1993年には脳梗塞に倒れていますが、その後もリハビリを重ねてツアーに復帰。

本当に energetic なジャズ人生でした。

■編集後記

長岡の実家にオスカーピーターソンのLPレコードが何枚かあります。昔、テクニクスのターンテーブルとVESTAXのミキサーを使ってDJの真似事をしてた時、彼の「ジャンゴ」のフレーズをサンプリングしてループさせて、アブストラクト系の音を作ったことがあります。なんともいえない響きでした。あのテープ、どこに行っちゃったかな。。。合唱。。

僕のもうひとつのメルマガ「石田レポート」が配信を再開しました(笑)
http://www.mag2.com/m/0000138888.html

(裏)もう、めちゃくちゃ健康的な生活を送っています(笑)

英字新聞の対訳と解説が毎日LINEで届く!毎日1分!英字新聞公式LINEにご登録ください

 

友だち追加

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

 

この記事も読まれています



スポンサーリンク