Jackson’s Family Wants Second Autopsy
The family of Michael Jackson ordered a second and private autopsy on Saturday, two days after the sudden death of the pop superstar shocked fans around the world.
■チェック
!
・autopsy 検死解剖
・shock 衝撃を与える
■対訳
「マイケル・ジャクソン、遺族が2度目の検死解剖を希望」
ポップス界のスーパースター、マイケル・ジャクソンの突然の訃報が世界中のファンに衝撃を与えた2日後の土曜日、遺族が2度目の検死解剖を民間施設に依頼した。
■訳出のポイント
autopsy の語源はギリシア語の autopsia で、「自分の目で見ること」の意です。
ここから、主に 「検死解剖」 という意味で用いられる単語となっています。
今日の文では second and private autopsy になっているので、「2度目で民間の(手による)検死解剖」 ということになります。
検死解剖は通常変死の疑いのある死体の死因究明のために行う解剖のことで、検察などの司法当局によって行われることから司法解剖(judicial autopsy あるいは legal autopsy)とも呼ばれます。
今回のマイケル・ジャクソンのケースでも、LA検察局によってすでにこの司法解剖が行われたわけですが、その結果 「遺体に外傷や事件性を示すものはない」 という公式見解を発表した上で、死因の特定は毒物などの検査結果が出そろう4〜6週間後となる、としています。
遺族はこれを受けて、「疑問が残っている」 ということで、2度目の検死解剖として、検察などの公的機関によるものではなく private 「民間による」 ものを依頼した、というわけです。
今日の記事では、通常は 「家族」 と訳すべき family を 「遺族」、「突然の死」 である sudden death を 「突然の訃報」 と訳しています。
これは英語の知識うんぬんではなく、死のニュースに関する英語と日本語の習慣の違いとでもいうべきでしょうか。
日本語では亡くなった人の家族は “遺族”、誰かが死去したというニュースは 「訃報」 とするのが常識であり、英字新聞を訳す場合もこうした日本語の習慣は忘れずにおきたいものです。
shock は、すでに 「ショック」 という外来語として、立派に日本語の中で定着していますね。
もともと名詞 shock は(物理的な)「打撃」 「衝撃」、そしてそれらによる(精神的な)「動揺」 「ショック」 という意味です。
ここから、「(人に)ショック(衝撃・動揺)を与える」 という動詞としてもしばしば使われています。
■編集後記
マイケル・ジャクソンの音楽が連日テレビで流れているので、ちょっとDVDでも買ってみようかなと思ってAmazonをみたら、1ヶ月待ち。。
中古を見たら、定価3000円のDVDが9600円(・・;
全世界でも相当な数のCD、DVDが売れているのだと思います。
MJバブル。。
死後だけに悲しいですね。
でも、鎮痛剤を1日に何種類も服用するマイケル、生きていても果たしてロンドン公演は可能だったのかな、と思ってしまいますね。
石川遼、やってくれました。
まさに彼ってパフォーマーですよ。
ギャラリーの期待に応えてくれる、声援を自分の力として発揮できる。。
あの最終日バック9、ミドルで9を打って、後続の多くに優勝のチャンスが開けた瞬間、チップインイーグルを決めて、一気に突き放す、。。。
ただものじゃないですね。。
(裏)国内男子は来月末までありませんので、すぐにでも英国へ発て!