Japan PM Rejects China’s Demand for Apology
Japanese Prime Minister Naoto Kan on Sunday turned down China’s demand for a formal apology and compensation after releasing a Chinese fishing boat captain whose detention in Okinawa put a deep strain on relations between the two nations.
■チェック
!
・demand for apology 謝罪を要求する
・compensasion 賠償
・detention 拘束
・put a strain on ~に緊張をもたらす
■対訳
「日本首相、中国の謝罪要求を拒否」
中国漁船の船長の釈放を受けた中国側の正式な謝罪および賠償の要求に対して、日本の菅直人首相は日曜日に拒否を示した。
船長の拘束は日中関係に深刻な緊張をもたらした。
■訳出のポイント
reject は 「拒否する」 「拒絶する」 という動詞。
demand for ~ が 「~の要求」 「~の要請」 なので、reject China’s demand for apology は 「中国の謝罪要求を拒否する」ということです。
turn down は提案・申し出・要求などを 「却下する」 「退ける」「断る」 という意味でよく使われる句動詞で、今日の場合は前述の reject を言い換える形で登場しています。
動詞 release は 「自由にする」 「開放する」。
ここでは、detention 「監禁」 「身柄拘束」 から “自由にする”の意味で、「釈放する」 ということです。
strain は 「緊張」 あるいは 「負担」 「重圧」 といった意味の名詞。
ここから put a strain on ~ で 「~に緊張をもたらす」「~に重圧をかける」 という言い方になります。
今日の場合は put a deep strain on relations between the two nations で 「2国間の関係(=日中関係)に深刻な緊張をもたらす」ということです。
文末の whose detention put a deep strain on relations between the two nations では、関係代名詞 whose が直前の a Chinese fishing boat captain にかかっています。
したがって、この部分を直訳すると・・・「その拘束が日中関係に深刻な緊張をもたらした(中国漁船の船長)」となります。
しかし、このままひとつの文として日本語にすると、わかりにくい訳文になってしまうので、対訳ではこの部分を独立させて、「船長の拘束は日中関係に深刻な緊張をもたらした。」 としています。
■編集後記
いままで耳にしたこともなかった尖閣諸島を発端として日中間で険悪な雰囲気となっていますが、知人が先日上海に行ったところ、地元の人から反日的な扱いは全くなく、日本の国旗を焼いたりとかの反日運動がなにか別世界で起きていることのようだとツイートしていました。
なぜ日中が尖閣諸島にたいしてここまで権利を主張しているのかといえば尖閣諸島を含む東シナ海に天然ガスや油田が眠っていることが分かったからであり、中国が突然領有権を主張したのはそれら資源が埋蔵されることが分かってからです。
民主党の一部議員は尖閣諸島に自衛隊を派遣せよとまで言っています。
菅改造内閣のスタートは、円高、尖閣諸島問題の暴風雨の中です。
(裏)ダイニングのテレビを三菱のブルーレイ、HDD一体型40インチに変えた。
すごく便利!