Study: 15-minute Everyday Exercise Adds 3 Years to Life
As little as 15 minutes of exercise a day reduces one’s risk of cancer and boost life expectancy by three years, a Taiwanese research suggests.
■チェック
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・reduce one’s risk of cancer ガンの危険性を軽減する
・boost life expectancy 平均余命を延ばす
・suggest 示唆する
■対訳
「研究: 毎日15分間の運動で平均余命を3年延ばす効果」
1日わずか15分の運動でガンの危険性が軽減され、平均余命が3年延びることが、台湾の研究で示唆された。
■訳出のポイント
as little as ~ は 「わずか~」 「たった~」 という言い方。
そこで 、文頭の as little as 15 minutes of exercise a day は「1日わずか15分の運動」 となります。
risk は 「リスク」 「危険性」 「恐れ」 という名詞。
risk of cancer で 「ガンの危険性」、つまり 「ガンになる危険性」ということです。
life expectancy は慣習的に 「平均寿命」 と訳される場合も多々ありますが、用語としては 「平均余命」。
ある年齢の人があと何年生きられるかという統計的期待値を指します。
ちなみに、厳密にいうと「平均寿命」は0歳時の平均余命になります。
動詞 boost は 「~を持ち上げる」 「~を引き上げる」 「~を押し上げる」。
したがって、boost life expectancy by three years は「平均余命を3年押し上げる」 → 「平均余命を3年延ばす」ということです。
WHO (World Health Organization = 世界保健機関) は18歳から64歳の成人に対し、週に少なくとも150分間の運動を勧めています。
つまり、1日あたりにすると20分強の運動ということになります。
しかし、米国ではこの目標を達成しているのは成人の3分の1、中国・日本・台湾など東アジア諸国では5分の1未満だそうです。
今回、台湾国家衛生研究所研究では、12年間に渡って計40万人以上を追跡調査したところ、週に90分以上運動している人は、していない人たちと比較して、8年後に死亡した比率が14%低くなっていました。
さらに運動時間が週に105分以上の人たちは、それよりも4%低くなり、平均余命にして3年の差が出たということです。
この結果から、WHO が勧める週150分よりも、かなり短時間の運動でも健康維持に効果があることが示唆されたわけです。
週に105分間、1日にすると15分間だけ中程度の運動をする・・・これくらいの目標ならば達成できる、という人も多いかもしれませんね。
ちなみに、中程度の運動というのは速足で歩く程度でもよいということです。
また、別の英国研究では、毎日6時間TVを観るという couch potate 生活をしている人たちは、平均余命が6年短いという結果が報告されています。
あたり前のような気もしますが、健康を維持し元気で長生きするためには、運動が大切ということでしょうか。
■編集後記
約40日さぼっていた筋トレ+ジョギングを復活。
ジョギングはゴルフの日以外毎日やることを決めました。
筋トレは2日に1回。
昨日は夜、筋トレ+ジョギングをしてさらに今朝はジョギングしました。
超健康的な生活を送っています(笑)
こういうのは習慣なんで毎日やり始めると、やらないとすごく不安になります(笑)
読者の皆さんで日々の生活に運動をとりいれてない方はすぐに取り入れましょう。
いつかやるでは、ダメです。
今日から始めましょう。
(裏)それにしても暑い。。今日で最後?明日から下り坂。。