Lady Gaga Opens up about Her Fibromyalgia
US singer Lady Gaga made the revelation on Twitter that she suffers from fibromyalgia, a medical condition characterized by chronic pain, saying she “wishes to help raise awareness & connect people who have it.”
■チェック
・open up 打ち明ける
・fibromyalgia 線維筋痛症
・make the revelation 暴露する →(自身のことを)告白する
・suffer from ~(病気)を患う、~に苦しむ
・medical condition 疾患、病気
・characterized by chronic pain 慢性的な痛みを特徴とする
・raise awareness 認知(意識)を高める
■対訳
「レディー・ガガ、線維筋痛症を告白」
米歌手のレディー・ガガがツイッターで、慢性的な痛みを特徴とする病気の線維筋痛症に苦しんでいることを告白。「線維筋痛症に対する認知が高まり、この病気を持つ人同士のつながりができることを願っている」とした。
■訳出のポイント
open up は 「開ける」 「開く」 という句動詞。
ここから、
「心を開く」 → 「(秘密などを)打ち明ける」
という意味でもしばしば使われる表現となっています。
今日のタイトルでは、
open up about ~ で
「~について打ち明ける」 → 「~について告白する」
という意味になっています。
また、本文で登場している
revelation は本来は 「暴露」 という意味の名詞で、
make the revelation で 「暴露する」
ということです。
ただし、”暴露する” 内容が自身に関することである場合、日本語では “告白する” とするのが適切でしょう。
ここでも、
“レディー・ガガが自身の病気(線維筋痛症)について暴露した”
という文脈なので、対訳では
「線維筋痛症に苦しんでいることを告白した」
としているわけです。
小説、漫画などの 「登場人物」 「役柄」 を意味する 「キャラクター」という日本語の語源である character 。
もともとは
「性格」 「性質」 「個性」 「特徴」
を意味する名詞。
そして、この character から派生した動詞
characterize は 「~を特徴づける」
の意味になります。
そこで、
a medical condition characterized by chronic pain
の部分は
「慢性的な痛みによって特徴づけられる病気」
→ 「慢性的な痛みが特徴である病気」
ということです。
本文末尾の
“wishes to help raise awareness & connect people who have it”
の部分は、レディー・ガガのつぶやきをそのまま引用したものですね。
wishes to help raise awareness (about fibromyalgia) and connect people who have it
と考えましょう。
つまり、
「線維筋痛症についての認知を高め、それを持つ人々をつなげる助けになることを願っている」→
「線維筋痛症に対する認知が高まり、この病気を持つ人同士のつながりができることを願っている」
ということです。
慢性の痛みを抱えているため休養が必要だとして、12月中旬のツアー終了後には無期限の活動休止に入ることを表明していたレディー・ガガ。
12日にツイッターを更新し、全身の痛みが特徴で原因不明の慢性疾患である線維筋痛症と闘っていることを公表しました。
22日に全世界同時配信されるネットフリックスのドキュメンタリー
“Gaga: Five Foot Two” の中でもその闘病の様子が紹介されているといいます。
ガガは活動休止を発表したものの、
「創作活動をしないという意味ではない」
としており、休養後にはさらにパワーアップしての復帰が期待されます。
■編集後記
線維筋痛症というのはまだその原因が解明されてない症状の一つです。
日頃のストレス、心理的な外傷がきっかけではないかとも言われています。
痛みを感じる脳が誤作動し、弱い痛みでも強く感じたりするそうです。
痛み以外にも睡眠障害、うつ状態、慢性的な疲労感など様々な症状が出るようです。
ガガの元気な姿をまた見たいです。
(裏)台風の進路が非常に気になります・・・