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毎日1分!英字新聞 石田

日本:2022年の漢字は『戦』

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Japan Chooses ‘戦 (War)’ as ‘Kanji’ of 2022

The Japanese public picked “戦”, meaning war, battle, or match, as the kanji or written character that symbolizes the year of 2022 best.

■チェック

・choose (=pick) A as B A を B に選ぶ
・kanji (character) 漢字
・(the) Japanese public 日本国民
・written character 書き文字、表記文字
・mean ~を意味する
・war 戦争
・battle 闘い
・match 試合
・symbolize ~を象徴する

■対訳

「日本:2022年の漢字は『戦』」

日本の国民は、2020年を最も象徴する漢字(表記文字)として、戦争、闘い、あるいは試合を意味する『戦』を選んだ。

■訳出のポイント

kanji は

もちろん「漢字」。

日本語を語源とする英単語としても地位を確立しつつあります。

しかし、完全に浸透しているかというと、そこまでではないので、

今日の本文では、

written character

「書き文字」 「表記文字」

という説明も入っています。

kanji よりも、むしろ

emoji 「絵文字」

の方が、

英語圏のみならず世界共通の単語としてよく知られていますね。

choose は

「~を選ぶ」

という意味でおなじみの動詞。

今日は、

【複数の物や人の中から】 「~を選ぶ」 「~を選択する」

という意味合いがあることを確認しておきましょう。

その一方で、本文で使われている

pick は

【入念に】【気をつけて】 「~を選ぶ」 「~を精選する」

というニュアンスを持ちます。

今日の記事では、どちらも

日本国民が

【たくさんある漢字の中から】 【入念に】 「選んだ」

という意味合いで、

choose と pick のどちらでも適切となっていますね。

public はもともと

「公の」 「公共の」 「社会の」

という形容詞。

ここから

「一般の人々」 「公衆」 「大衆」

という意味の名詞としてもしばしば用いられ、

その場合は

定冠詞 the をともなうのが通例となっています。

そこで、本文頭の

The Japanese public は

「日本の一般の人々」 → 「日本の市民」 「日本国民」

というわけです。

「象徴」 「シンボル」 という名詞

symbol から派生した動詞

symbolize は

「~を象徴する」 「~の象徴である」 の意。

したがって、本文末尾の

(kanji that) symbolizes the year of 2022 best は

「2022年をもっともよく象徴する(漢字)」

というわけですね。

その年の世相を漢字一字で表す

「今年の漢字」。

京都市に本部がある日本漢字能力検定協会が毎年一般から募集し、もっとも多かった字が選ばれます。

今年は、22万3000余りの応募があり、最も多い1万804票を集めた

『戦』

の文字が選ばれた、というニュースでした。

ロシアのウクライナ侵攻など【戦争】を意識した年…

円安、物価高など日常生活での【戦い】を実感した年…

サッカーW杯での日本代表の戦いぶりや、北京冬季五輪での日本人選手の活躍など、スポーツにおける【熱戦】が繰り広げられた年…

といった理由から、『戦』 が最多票を集めたようです。

今回28回目となった「今年の漢字」 で 『戦』 が選ばれたのは、アメリカの同時多発テロ事件などが起きた2001年以来、2度目ということです。

■編集後記

その年の世相を一文字で表す「今年の漢字」を選ぶイベントは、象意文字である漢字を用いる日本語(中国語も)ならではですね。ほぼ毎年、絶妙なマッチ感があるように思います。来年は、もっと positive な漢字が選ばれる1年になるといですね。

<身についた印象がとても強い読後感>
1ページあたりの内容が少なく、集中力のない私でも何とか熟読できる範囲である。しかもツボをきっちりと押さえられているためか、身についた印象がとても強い読後感である。
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(裏)ゴルフネットワークとWOWOWを断捨離。ほとんど見てなかったので・・・

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