Naomi Osaka Beats World No.1 at BNP Paribas Open
20-year-old Naomi Osaka pulled off a 6-3, 6-0 victory over world’s No.1 Simona Halep, advancing to the final at the BNP Paribas Open.
■チェック
・beat ~を破る、下す
・pull off a victory 勝利をつかむ
・advance to the final 決勝に進む
■対訳
「テニス BNPパリバ OP:大坂なおみが世界1位を破る」
20歳の大坂なおみが、世界ランク1位のシモナ・ハレプに6-3、6-0で勝利し、BNP パリバ・オープンで決勝進出を決めた。
■訳出のポイント
beat はもともと
人・物を続けざまに 「打つ」 「たたく」
という動詞。
英字新聞では、主にスポーツ記事で
人・チームなどが相手を 「打ち負かす」 「打ち破る」 → 「~に勝つ」
という意味で頻出動詞となっています。
今日のタイトルでも
beats world No.1 で
「世界(ランク)1位(の選手)を打ち破る」
ということです。
pull off は
衣服などを 「脱ぐ」、
道路の脇に 「車を止める」
など、色々な意味で使われる句動詞。
今日の場合は、
賞や勝利を 「勝ち取る」、競技に 「勝つ」
という用法です。
pull off a victory で
「勝利をつかむ」
という言い方になっています。
そこで、
pulled off a 6-3, 6-0 victory over world’s No.1 Simona Halep
の部分は
「世界ランク1位のシモナ・ハレプに対しての6-3、6-0の勝利をつかんだ」→
「世界ランク1位のシモナ・ハレプに6-3、6-0で勝利した」
ということです。
final は 「決勝」 「決勝戦」
advance to the final で
「決勝に進む」になります。
日本語の
「決勝に進出する」 「決勝進出を決める」
に当たる表現としておぼえておきましょう。
米カリフォルニア州で行われているテニスのBNP パリバ・オープンの女子シングルス準決勝で、世界ランク44位の大坂なおみが、世界1位で第1シードのシモナ・ハレプをストレートでくだしました。
大坂なおみは日本出身で米国育ちの20歳で、日本人とハイチ系米国人のハーフ。
2016年には全豪オープンで予選を突破し、グランドスラム初出場を果たしています。
今回の BNP パリバ・オープンでは、準決勝で世界1位を破る大金星となりました。
ツアー初優勝をかけ、世界19位のダリア・カサキナ(ロシア)との決勝戦にのぞみます。
■編集後記
大坂なおみ選手・・・国籍は日本ですが4歳から米国在住。もともとハーフですし、言葉も振る舞いも、完全に米国人ですね。。
(裏)タイガー、うーん、もうちょい!(アーノルドパーマー招待)