毎日1分!英字新聞YouTubeチャンネルがスタートしました。今日の配信記事をその日にネイティブ音声で公開します。

音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

これを繰り返し聞けば、1年後にはリスニング力が大幅に向上していることでしょう。今すぐ登録して毎日、リスニングの学習にご活用ください。では!

https://www.youtube.com/channel/UCnAS9WqXFfsUjahainO4Smg

毎日1分!英字新聞 石田

日本の首相、コメ増産へ政策大転換

Pocket

Japan PM Announces Major Policy Shift to Boost Rice Production
Japanese Prime Minister Shigeru Ishiba announced on Tuesday a major policy shift to increase rice production, reversing previous efforts to curb it.

■チェック

・PM(=Prime Minister)【日本】首相、総理大臣
・major policy shift 大きな政策転換
・boost (=increase) rice productionコメを増産する
・reverse 【動詞】~を逆転する、覆す
・previous efforts これまでの取り組み
・curb【動詞】~を抑制する、制限する

■対訳

「日本の首相、コメ増産へ政策大転換」
日本の石破茂首相は火曜日、コメの生産を抑制してきた従来の方針を見直し、増産へかじを切る大きな政策転換を発表した。
■訳出のポイント
shift はもともと
人、物、視線、注意などを「移す」「変える」
方針、意見などを「変える」「転換する」
という動詞。
ここから、
「変化」「移動」「変換」「変更」「転換」
といった意味の名詞としてもよく使われます。
policy shift で
「方針の転換」「政策転換」、
major policy shift だと
「大きな政策転換」「政策の大転換」
ということですね。
boost は
「~を押し上げる」→「~を増やす」「~を促進する」
という動詞。
タイトルでは
boost rice production で
「コメの生産を増やす」「コメを増産する」
となっています。
本文では
「~を増やす」「~を増加(増大)させる」
の意味でおなじみの動詞
increase
で言い換えられていますね。
reverse の原意は
物の上下、左右、裏表、順序などを
「入れ替える」「逆にする」「反対にする」「ひっくり返す」。
英字新聞では、
政策、判断、決定などの “逆転” “転換”
を表す動詞としてよく使われます。
本文の末尾、
reversing previous efforts to curb it
の部分は、直訳すると
「それ(=コメの生産)を抑制するための
これまでの取り組みをひっくり返して」。
対訳では、
「コメの生産を抑制してきた従来の方針を見直して」
としています。
8月5日にコメ政策をめぐる関係閣僚会議が開かれました。
石破首相はコメ価格高騰について
「生産量の不足があったことを真摯に受け止める」
と言及。
今後は「増産にかじを切る」
と政策転換を表明しました。
2027年度の水田政策見直しに向けて
「『コメを作るな』ではなく、生産性向上に取り組む農業者が増産に前向きに取り組める支援に転換する」
ということです。

■編集後記

放置されていた田んぼは、外見上は一見元の状態に戻せそうに見えても、実際には長年の耕作放棄によって土壌の地力が低下していたり、水路や畔などの水利施設が劣化していたりするケースが多いそうです。また、雑草(特に外来種)や樹木が繁茂していたり、地盤が固くなって重機の進入すら困難になっていることもあります。そのため、こうした田んぼの再生には数年を要することもあるのだそうです。。。
(裏)茶豆、とうもろこし、モロヘイヤ、ナスといった夏野菜を毎日できるだけ食べてます。

英字新聞の対訳と解説が毎日LINEで届く!毎日1分!英字新聞公式LINEにご登録ください

 

友だち追加

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

 

この記事も読まれています



スポンサーリンク