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毎日1分!英字新聞 石田

日本:横浜の花火大会で台船炎上

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Fire Breaks out on Fireworks Barges at Yokohama Festival in Japan
A fireworks festival in Yokohama near Tokyo on Monday night was suspended in the middle after a fire broke out on two launch barges.

■チェック

・fire火災、火事
・break out(急に)発生する
・fireworks (launch) barge 花火打ち上げ用の台船
・be suspended 中止される
・in the middle 途中で

■対訳

「日本:横浜の花火大会で台船炎上」
月曜夜、東京近郊の横浜で開かれていた花火大会で、花火を打ち上げる台船2隻で火災が発生し、イベントは途中で中断された。
■訳出のポイント
fire はもともと
「火」
という意味でおなじみの名詞。
物理的な「火」、
つまり
抽象的な現象・状態としての「火」
を意味するので、
【不可算名詞】です。
英字新聞では、
ここから、派生した
「火災」「火事」
という意味での登場が多いので、しっかり確認しておきましょう。
とくに、注意したいのは、これらの意味で使われる場合は、
「火災」「火事」という
それぞれ具体的な “出来事” “事件” を指すので
【可算名詞】となることです。
つまり
a fire で
「1件の火災」
を意味します。
そして、
two fires 「2件の火災」
several fires 「複数の火災」
のように【数えられる名詞】として
fires と複数形が用いられるわけです。
break out は
報道でも日常英会話でも頻出の成句。
多彩な意味で使われますが、
今日の記事では
戦争・火災・疫病などが
突発的に「発生する」
という意味で登場しています。
すなわち
a fire breaks out で
「火災が発生する」
ということですね。
barge は本来
川・運河で用いられる「平底荷船」「はしけ」のこと。
ここでは
タイトルの
fireworks barge
および
launch barge で
「花火を打ち上げるための台船」
を指しています。
動詞 suspend はもともとは
「つるす」「宙に浮かせる」の意。
ここから派生して
「一時的に止める」「保留する」
などの意味で使われます。
英字新聞でも
「一時停止する」「中断する」「中止する」
といった意味合いで頻出ですね。
しばしば、
受動態の
be suspended
「中断される」「中止される」
という形でも用いられます。
今日の記事でも
was suspended in the middle
「途中で中止された」
となっています。
8月4日夜、横浜市のみなとみらい地区で開催された花火大会。。。
海の上で花火を打ち上げるための台船2隻が炎上し、イベントが途中で中止されました。
台船に乗っていた作業員5人は海に飛び込み救助されましたが、1人が軽傷を負ったということです。

■編集後記

長岡花火大会を2日間見てきました。というか長岡花火をみて育ちました。事故らしい事故はそれでも5年に1度くらいはあった気がします(中止になるようなことはありませんが)。今回の事故では作業員1人が軽傷を負われただけで、観客などには被害は出なかったのは幸いでした。打ち上げ花火は鑑賞するのには本当にきれいですが、中身はほぼ爆薬ですからひとつ間違えば大惨事になりかねないということですね。
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(裏)甲子園が開幕しました。そしてお盆休みとなって夏が終わる。。。のかな。。

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