Sri Lanka Imposes Curfew after More Than 150 Killed in Series of Explosions
The Sri Lankan government imposed a curfew after a series of explosions at churches and hotels in and around Colombo killed more than 150 people and injured hundreds.
■チェック
・impose a curfew 夜間外出禁止令を発令する
・a series of explosions 一連の爆発、連続爆発
・in and around Colombo コロンボ市内とその周辺
■対訳
「スリランカ:連続爆発で150人以上が死亡、夜間外出禁止令」
コロンボ市内とその周辺の教会およびホテルで起きた連続爆発で150人以上が死亡し、数百人が負傷したのを受けて、スリランカ政府は夜間外出禁止令を発令した。
■訳出のポイント
curfew の語源は、
「消灯合図」 という意味の古仏語 cuevre-feu 。
ここから、
戒厳令下の 「夜間外出禁止令」
を意味する名詞となっています。
また、impose が
義務、仕事、罰金、税などを 「課す」 「負わせる」
という動詞なので、
impose a curfew で
「夜間外出禁止令を課す」 →
「夜間外出禁止令を敷く」 「夜間外出禁止令を発令する」
という言い方です。
a series of ~ は
「一連の~」「相次ぐ~」 の意。
今日の場合は
a series of explosions で
「一連の爆発」 → 「連続爆発」
ということですね。
around は
「まわりの」 「周辺の(に))」
という副詞。
そこで、
in and around Colombo の部分は
「コロンボ市内および周辺(で)」
というわけです。
hundred 「100」 「百」 の複数形 hundreds は
「数百」
という意味で頻出。
今日の本文末尾では
injured hundreds (of people) で
「数百人を負傷させた」 → 「数百人が負傷した」
となっています。
スリランカの最大都市コロンボ市内と付近で21日、キリスト教会やホテル6箇所で爆発が相次ぎました。
外国人35人を含む150人以上が死亡し、数百人が負傷した模様で、負傷者には複数日本人も含まれるとの情報も出ています。
この日、キリスト教会ではイースター(復活祭)を迎え、礼拝に訪れた人でにぎわっていました。
警察当局はテロ攻撃とみて、捜査を開始したといいます。
スリランカでは、仏教徒が7割以上を占め、キリスト教徒およびイスラム教徒は人口の1割弱の少数派。
過激派仏教徒がイスラム教徒を襲撃する事件がしばしば起きており、仏教徒によるキリスト教徒への脅迫・暴力事件も少なくないようです。
■編集後記
死者は現時点で200名を上回っています。しかも狙われたホテルがシャングリラやキングスベリーといった五つ星ホテル。外国人が犠牲となるわけです。GW中、海外旅行に出かける人多いと思いますが、外務省の危険情報をよくみて危険な国には行かないでください。
(裏)名古屋27度とか、もう夏日ですね!!