Report: Antiviral Drug Remdesivir Shows Promise Against COVID-19
Coronavirus patients have experienced rapid recoveries in a clinical trial with antiviral medicine remdesivir in Chicago, according to the US health news site STAT.
■チェック
・report 【名詞】報道 【動詞】報道する
・antiviral drug(=medicine) 抗ウイルス薬
・remdesivir レムデシビル
・show promise 期待を示す、有望である
・experience rapid recoveries 急速に回復する
・clinical trial 臨床試験、治験
■対訳
「報道:抗ウイルス薬レムデシビルが新型コロナに有効か」
シカゴで行われた抗ウイルス薬レムデシビルの臨床試験で、新型コロナウイルス感染患者が急速に回復したという。米医療ニュースサイトの STAT が報じた。
■訳出のポイント
anti- は
名詞・形容詞に付けて、反対、敵対、対抗、排斥などを示す接頭辞で、
「反~」 「対~」 「抗~」 「非~」 「不~」
という意。
母音や大文字で始まる名詞・形容詞の前ではハイフンを用いる点にも注意してください。
そこで、
antiviral は
【 anti- (抗)+ viral(ウイルスの)】 という成り立ちで
「抗ウイルスの」
ということです。
つまり、
antiviral drug あるいは antiviral medicine で
「抗ウイルス薬」
となっています。
promise と言えば
「約束」 「契約」 「誓約」
という意味の名詞としておなじみですが、
「有望」 「見込み」 「期待」 「兆候」 「きざし」
という意味合いでもしばしば使われます。
とりわけ
show promise
「見込み(期待)を示す」 →
「有望である」 「見込みがある」 「将来性がある」
という表現は頻出なので、しっかり確認しておきましょう。
今日のタイトルでは
Antiviral drug remdesivir shows promise
against COVID-19
なので
「抗ウイルス薬レムデシビルが新型コロナに対して有望である」
「抗ウイルス薬レムデシビルが新型コロナに対して有効
(である見込みがある)」
ということですね。
recovery は
「取り戻す」 という recover から派生した名詞で
「取り戻すこと」 「取り戻した状態」 の意。
失敗や後退など悪い状態からの
「回復」 「復帰」 「復旧」
という意味で頻出語です。
同時に、
悪い健康状態、つまり病気やけがなどからの
「回復」 「復調」
という場合にもよく使われます。
今日の場合は
rapid recovery で
新型コロナ感染症からの 「急速な回復」
の意味になっています。
experience rapid recovery で
「急速な回復を経験(=体験する)」 → 「急速に回復する」
というわけです。
remdesivir 「レムデシビル」 は
元々は、米バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズがエボラ出血熱などの治療薬として開発した抗ウイルス薬。
報道によると、シカゴ大医学部による治験で、重症の113人を含む125人の新型コロナ患者を対象にレムデシビルを毎日投与したところ、発熱や呼吸器症状が著しく改善。
死亡した2人を除く全患者が1週間以内に退院できたそうです。
WHO も同薬の有効性を有望視する見方を示しており、早期実用化に期待が高まっています。
その一方で、今回の報道のような “治験結果の流出レポート”の解釈には慎重を期す必要がある、との警鐘の声も・・・
新型コロナ感染へのレムデシビル投与有効性については、現在世界各地で複数の臨床試験が同時進行中とのこと。
結果は中国で4月中に、米国では5月中に発表される見通しだと言います。
■編集後記
早くワクチンができるといいですね。一気に希望が見えてきます。
今、テレワークで自宅にいても、やることがない!暇だ!という人増えています。実際業種によっては単なる「自宅待機」ですから。。スマホで動画を撮るだけで収益を得る方法が注目されています。コロナの影響でスマホで動画を見る人が増えているせいか、報酬がどんどん伸びているそうです。
https://www.msam3.net/t/iba5i.html
(裏)これだけ休業が続くと、飲食店や零細企業、存続が心配になってきますね・・・