Composer Keigo Oyamada Resigns from Olympic Opening Ceremony over Past Bullying
Keigo Oyamada, a composer for the Tokyo Olympics opening ceremony, resigned after coming under fire for bullying classmates with disabilities at school.
■チェック
・composer 作曲家
・resign 辞任する
・past bullying 過去のいじめ
・come under fire 非難の的となる
・bully ~をいじめる
・classmates with disabilities 障害のある同級生たち
■対訳
「作曲家の小山田圭吾氏が東京五輪開会式担当を辞任、過去のいじめで」
東京オリンピック開会式担当の作曲家・小山田圭吾氏が、学校時代に障害のある同級生らをいじめていたことが非難の的となり、辞任した。
■訳出のポイント
resign は
人が地位などを(通例、途中で)「辞める」 「辞職する」 「辞任する」
という動詞。
英字新聞でも頻出重要単語のひとつですね。
resign from ~ で
「~から退く」 「~を辞任する」
という言い方になっています。
past はもともと
「通り過ぎる」 という意味の中世英語 passen の過去分詞で、
「過ぎ去った」 「過去の」 「終わった」
という形容詞です。
bully は
「弱い者いじめをする人」 「いじめっこ」
という名詞であり、
「~をいじめる」
という動詞でもあります。
そして、bullying は
動詞 bully の現在進行形から派生した単語で
「いじめること」 「いじめ」
という名詞。
したがって、
past bullying で
「過去のいじめ」
ということです。
「火」 「火災」 などの意味でおなじみの名詞 fire は
「砲火」 「攻撃」
という意味でもよく登場する単語となっています。
そこで、
under fire は
「砲火を浴びて」 「攻撃を受けて」 「やり玉にあげられて」
という言い方になります。
ここでは
come under fire
「砲火を浴びる」 「非難にさらされる」 「やり玉にあげられる」
という表現で登場しています。
disability は
「身体障害」 「障害」。
classmates with disabilities で
「障害を持つ同級生ら」 「障害のある同級生たち」
ということですね。
東京オリンピック・パラリンピックの開会式で楽曲の作曲を担当することになっていた音楽家の小山田圭吾氏が、学校時代に障害のある同級生らをいじめていたことが問題になり、19日に辞任したニュースです。
小山田氏は、過去に雑誌のインタビュー記事で、学校時代にいじめをしていたことを自慢げに語り、全く後悔していないと述べていたことが最近になって表面化。
同氏は謝罪したものの、世論の激しい怒りが辞任へと追い込んだ形となりました。
23日に迫った開会式・・・
予定されていた小山田氏の楽曲は使用されないということです。
■編集後記
2月の森元首相の組織委会長辞任から始まり、3月の演出総合統括者、そして今回の小山田圭吾氏・・・3者とも美しく掲げられた大会理念から大きくはずれた言動が原因となった辞任劇。日本人として恥ずかしい気持ちになってしまいます。この東京五輪は何かに呪われているのではないかと思えるほど、開会直前まで本当にトラブル続きですね。。。
今日の動画
https://youtu.be/5oy8HgRp2wU
昨日の動画(コリンモリカワ、全英OP優勝)
https://youtu.be/sOPZgSa8dWc
(裏)朝、首都高を使わず下道で車通勤したら+11分でした。普段同じルートなら+5分くらいか・・!!^^;;