Opening Ceremony Kicks off Tokyo Olympics
The Tokyo Olympic Games finally kicked off on Friday with a four-hour opening ceremony in an almost empty stadium amid a Covid-19 state of emergency in Japan’s capital.
■チェック
・opening ceremony 開会式
・kick off ~が始まる、開始する
・almost empty stadium ほぼ空っぽのスタジアム
・amid a Covid-19 state of emergency
新型コロナウイルス(による)緊急事態宣言の最中に
・capital 首都
■対訳
「東京五輪が幕開け、開会式で」
金曜日、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下の日本の首都・東京で4時間に渡る開会式が行われ、東京オリンピックがついに幕を開けた。
■訳出のポイント
kick off はもともと
アメリカンフットボールやサッカーで
「キックオフする」 → ボールを蹴って 「試合を開始(再開)する」
という句動詞。
ここから、
試合、イベント、仕事、会議などが
「始まる」
あるいは、これらを
「始める」 「開始する」
という意味で広く使われる口語表現となっています。
英字新聞でも、今日の記事のように
大規模なイベント、競技大会などが 「始まる」 →
「幕を開ける」 「火蓋を切る」
といったニュアンスでしばしば登場しています。
そこで、今日のタイトルは
「開会式が東京五輪を始める」 →
「開会式で東京五輪が始まる」 「開会式で東京五輪が幕を開ける」
ということですね。
また、本文の頭では
The Tokyo Olympic Games finally kicked off with a four-hour opening ceremony で
「4時間の開会式とともに、東京オリンピック(大会)がついに始まった」→
「4時間に渡る開会式が行われて、東京オリンピックがついに幕を開けた」
となっています。
empty はもともと
容器、乗物などが 「空の」 「中身のない」
という形容詞。
ここから、
家などが 「空いている」 「人がいない(住んでいない)」
という意味でもよく使われる単語です。
例えば
an empty train だと
「空っぽの電車」 「ガラガラの列車」
の意味になるわけです。
今日の場合は
in an almost empty stadium で
「ほとんど人のいないスタジアムで」
「ほぼ空っぽ(空席)のスタジアムで」
ということですね。
23日夜、東京の国立競技場で東京オリンピック開会式が行われました。
各国メディアでは、コロナ禍による無観客会場における
subdued 「抑えられた」 「控えめな」 演目を
好意的に受け止める報道が目立つ一方で、五輪開催に反発する日本の世論を紹介する記事も多く見られました。
■編集後記
オリンピック、やはり始まると見入っちゃいますね!昨夜のサッカー、メキシコ戦は久保と堂安2トップによる得点は、ちょっとこれまでの日本サッカーと違うな、と素人ながら感じました。個人競技でも柔道、金メダル3つは凄いですね!!
今日の動画
https://youtu.be/qiSuYF_zpmY
金曜日の動画(小山田圭吾氏、辞任)
https://youtu.be/5oy8HgRp2wU
(裏)雲が多くなって一時の猛暑が落ち着いた感じで多少過ごしやすいですね・・・