Iraqi PM Survives Drone Attack on His Home
Iraqi Prime Minister Mustafa al-Kadhimi escaped unhurt after drones laden with explosives struck his residence early Sunday.
■チェック
・PM (Prime Minister) 首相
・survive ~を切り抜けて生き残る
・drone attack ドローン(による)攻撃
・escape unhurt 無事に逃れる
・laden with explosives 爆発物を搭載した
・strike 【動詞】~を攻撃する
・residence (=home) 住居、家
■対訳
「イラク首相、自宅をドローン攻撃されるも無事」
イラクのムスタファ・アル・カディミ首相は日曜未明、自宅で爆破物を搭載したドローンによる攻撃を受けたが、自身は無事に逃れたという。
■訳出のポイント
survive は
事故、災害、危機、逆境などを 「切り抜けて生き残る」
という動詞です。
今日のタイトルでは
survives drone attack on his home で
「彼の家に対するドローン攻撃を切り抜けて生き残る」 →
「自宅をドローン攻撃されたが、無事である」
という意味合いになっています。
また、
unhurt が 「傷ついていない」 「無傷の」
という形容詞なので、
本文で使われている
escape unhurt は
事故、災害などから
「無傷で逃れる」 「負傷せずに脱出する」 「無事に切り抜ける」
という言い方になるわけです。
laden はもともと
「(荷などを)積む」
という動詞 lade の過去分詞形。
ここから
「(荷などを)積んだ」
という形容詞になっています。
したがって
laden with ~ は
「~を積んだ」 「~を搭載した」。
drones laden with explosives だと
「爆発物を積んだドローン」 「爆発物を搭載したドローン」
となりますね。
residence は
「住宅」 「家」 「邸宅」 の意。
基本的には house や home と同義ですが、
より重々しい形式ばった単語と理解しておけばいいと思います。
総理などの 「官邸」 や 「邸宅」
に当たる英単語として登場することも多く、
その旨も確認しておきましょう。
中東イラクで、カディミ首相の住居が爆発物を積んだドローンによる攻撃を受け、被害が出ましたが首相は無事だったというニュースです。
報道によると警備にあたっていた7人が負傷したということです。
イラクでは先月行われた国民議会選挙の結果をめぐり、反政府派との暴力的な衝突が起きています。
こういった背景もあって、今回のドローン攻撃も暗殺未遂事件としてイラク軍が捜査を開始したということです。
■編集後記
ドローンの軍事利用はどの国も活発にはじめていると思うのですが、テロに使われると怖いです。飛行ルートは完全にプログラミングできるので、小型ドローンなら人が入っていけないようなところも自由に入っていけますね。災害時における食糧調達、被災状況の確認など平和利用をもっと進めて欲しいところ。
今日の動画
https://youtu.be/OfaltAe0hQ8
昨日の動画(テスラ株下落)
https://youtu.be/0pFxITquMWY
(裏)昨夜は自宅で回鍋肉を作ってもらいました。これはご飯がすすみますね!!笑