Nobel Laureate Malala Yousafzai Gets Married
Malala Yousafzai, the Nobel Peace Prize winner and Pakistani activist, tied the knot with her parter during an Islamic nikkah ceremony in Birmingham, she announced on Instagram on Tuesday.
■チェック
・Nobel laureate (=Nobel Prize winner) ノーベル賞受賞者
・get married (=tie the knot) 結婚する
・Nobel Peace Prize ノーベル平和賞
・Pakistani activist パキスタン人の活動家
・Islamic nikkah ceremony イスラムの儀式ニカー
■対訳
「ノーベル賞受賞のマララ・ユスフザイさんが結婚」
ノーベル平和賞受賞者でパキスタン人の活動家、マララ・ユスフザイさんがバーミンガムでイスラムの儀式ニカーを行い、パートナーと結婚した。火曜日にマララさんがインスタグラムで明らかにした。
■訳出のポイント
laureate の語源は
「月桂樹の冠」 を意味するラテン語 laureatus。
古代ギリシア、ローマ時代には、詩作はスポーツと同様に競技とみなされ、勝利者には詩神アポロンゆかりの月桂樹の枝葉で編んだ月桂冠が授けられました。
この月桂冠を授けられた詩人のことを
laureate 「桂冠詩人」
と呼びます。
英国では17世紀に、王室の慶弔の際に詩を作る役職として
poet laureate 「桂冠詩人」
が設けられ、現在も続いています。
そして、これが転じて
「栄誉を受けた人」 「(大きな賞の)受賞者」
のことも laureate (=winner)
と呼ぶようになったわけです。
そこで、タイトルの
Nobel laureate は
「ノーベル賞を受賞した人」 「ノーベル賞受賞者」
ということですね。
tie the knot は
tie the marriage knot の略で
「婚姻の絆を結ぶ」 → 「結婚する」。
ここでは
tied the knot with her partner で
「パートナーと結婚した」
となっています。
nikkah 「ニカー」 は
イスラム法に基づく伝統的な結婚契約の儀式です。
今日の記事では
during an Islamic nikkah ceremony で
「イスラムの儀式ニカーの間に(結婚した)」 →
「イスラムの儀式にカーを行なって結婚した」
ということです。
2014年に史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん。
イスラム主義勢力タリバンによる女子生徒の通学阻止の試みに反対する活動で世界的に知られるようになったマララさんは、15歳の時にタリバン構成員の襲撃で頭部を撃たれ、英国に空路搬送され治療を受けました。
その後英国に留まり活動を続けながら、昨年にはオックスフォード大学を卒業したそうです。
結婚した相手はパキスタンのラホール出身で、パキスタン・クリケット委員会に勤務する男性。
マララさんは、インスタグラムで
“Today marks a precious day in my life.
Asser and I tied the knot to be partners for life.”
「今日は私の人生における大切な日になりました。アッセルと私は結婚し、生涯のパートナーとなったのです」
と綴っています。
■編集後記
15歳の時にタリバン襲撃で頭部に被弾、生死をさまよい、17歳でノーベル平和賞受賞。。。すごい半生ですね。聡明かつ強い女性だと思いますし、これからもパキスタンをはじめとするイスラム圏の女性のための活動を続けてい句ことでしょう。。その一方でよき伴侶と巡り合い、穏やかな家庭という幸せを手に入れたならば、こんなに嬉しいことはありません。
今日の動画
https://youtu.be/ln2zdz__eXk
昨日の動画(イラク首相、ドローン攻撃される)
https://youtu.be/OfaltAe0hQ8
(裏)東京、新規感染者数下げ止まってきているのか・・・GoToトラベルは来年1月以降か・・・