ANA Trials ‘Elbow Doorknob’ for Airplane Toilets
All Nippon Airways is testing a doorknob that can be opened and closed with one’s elbow, not one’s hand, for airplane toilets as an antivirus measure amid the continuing coronavirus crisis.
■チェック
・elbow ひじ
・doorknob ドアノブ
・trial (=test) ~を試す、試験的に用いる
・airplane toilet 飛行機のトイレ → 機内のトイレ
・antivirus measure ウイルス対策
■対訳
「ANA、機内トイレの 『ひじを使うドアノブ』 を試験」
新型コロナウイルス危機が続く中のウイルス対策として、全日本航空は、機内トイレ用に手ではなくひじを使って開けたり閉めたりできるドアノブのテストを行っている。
■訳出のポイント
trial は
「試し」 「試み」 「試験」
という名詞としておなじみかと思います。
英字新聞では
新薬などの 「臨床試験」 「治験」
という意味で頻出ですね。
ここから、
「実際に試す」 「実地試験を行う」 「試用する」
という動詞として使われることもあります。
test も同様で
名詞だと
「試験」 「テスト」、
動詞だと
「~を試してみる」 「~のテストを行う」
という意味になっています。
doorknob は
「ドアノブ」 「ドアの取っ手」。
タイトルの
elbow doorknob は
直訳すると
「ひじのドアノブ」。
つまり、
「(手ではなく)ひじを使うドアノブ」
ということです。
このあたりは、本文の
a doorknob that can be opened and closed with one’s elbow, not one’s hand
で説明されています。
前置詞の with には
【道具・手段】を表す用法があります。
「~で」 「~を使って」
という意味ですね。
そこで、この部分は
「手ではなく、ひじで(=を使って)開けたり閉めたりできるドアノブ」
というわけです。
anti- は
反対、敵対、対抗、排斥を表す接頭辞で
「反~」 「対~」 「抗~」 の意。
antivirus で
「ウイルスに対抗する」 → 「抗ウイルスの」
となります。
antivirus measure だと
「ウイルスに対抗する手段」 → 「ウイルス対策」
ということですね。
continuing は
「続く」 「継続する」 という動詞 continue の現在分詞が
形容詞化もので
「連続する」 「継続している」 「引き続き存在する」 の意。
したがって
amid the continuing coronavirus crisis
の部分は
「継続している新型コロナウイルス危機の中で」 →
「新型コロナウイルス危機が続く中で」
となっています。
新型コロナ危機で航空需要が大幅に落ち込む中で、各航空会社は、乗客に安心して利用してもらえるようにと、様々な取り組みを進めているようです。
ANA=全日空では航空機内装備品大手のジャムコと共同で、ドアを素手で触らず、ひじを使って開け閉めするトイレの試作モデルを開発。
羽田空港内の同社ラウンジ入り口で展示し、利用者にドアを開閉した感想を聞くアンケートを実施しており、その結果をもとに導入を検討するということです。
■編集後記
弊社のトイレはペーパータオルが設置してあり、ペーパータオルで手を拭いたあと、新しいペーパータオルを取ってそれでドアノブを開閉するようにしています。トイレの外にゴミ箱があり、そこに捨てます。同様に飲食店でもペーパータオルがあるところは同じようにペーパータオルを使ってドアを開閉するようにしています。
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(裏)やや暑さが和らいだような感じがしますね。夜に空気の冷えを感じます。