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毎日1分!英字新聞 石田

香港デモ: 警察が大学を包囲

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Hong Kong Protests: Police Lay Siege to University

Police are surrounding Hong Kong Polytechnic University on Monday after a night of ferocious clashes with students holed up on the campus.

■チェック

・lay siege to (=surround)    ~を包囲する
・Hong Kong Polytechnic University    香港理工大学
・ferocious clashes    激しい衝突
・hole up   立てこもる
・on the campus   大学構内(キャンパス)で

■対訳

「香港デモ: 警察が大学を包囲」

香港では、キャンパスに立てこもった学生らとの激しい衝突の一夜が明けた月曜日、警察が香港理工大学を包囲している。

■訳出のポイント

siege の語源は

「包囲する」 という意味のラテン語 sedere 。

ここから、

「包囲(攻撃)」 「立てこもり」

という意味の名詞になります。

今日のタイトルでは

lay siege to ~ で

「~を包囲する」

という表現になっています。

また、本文で登場している surround も

「~を取り囲む」

という動詞で、

敵などを 「包囲する」 「包囲攻撃する」

という軍事用語としても使われます。

ferocious はもともと

人・動物・行為などが 「どう猛な」 「残忍な」 「凶暴な」

という形容詞。

「激しい」 「すごい」 「ひどい」

といった意味にもなっています。

今日の場合は

ferocious clashes で

「激しい衝突」 「ものすごい衝突」

ということですね。

hole は

「穴」 「くぼみ」

を指す名詞。

ここから、

「穴を掘る」 「穴の中に入り込む」

という動詞にもなっています。

そこで、

hole up は

「(穴に)隠れる」 → 「引きこもる」 「立てこもる」

という句動詞。

本文の末尾

students holed up on the campus

の部分は

students (who) holed up on the campus

と考えてください。

つまり

「キャンパスで立てこもった学生たち」

ということですね。

学生、若者を中心とした約1000人が立てこもった香港理工大学キャンパス。

18日未明には、警官隊が踏み込もうとしたところ、火炎瓶など学生の反撃で押し戻されたといいます。

その数時間後には、香港警察の報道官が

「(デモ隊が)危険な行動を続けるなら、我々は実弾射撃を含む必要最小限の武力を持って反撃せざるをえない」

と警告。

その後、警察は大学構内に突入し、強制排除を開始したとの報道も出ています。

■編集後記

香港デモはますます泥沼化していますね・・・北京は動くのか? 動くとしたらそのタイミングは?また、香港経済のリセッション入りも伝えられましたが、中国経済、そして世界経済への影響も気になるところですね。

(裏)朝は比較的暖かかったです。でも冬本番まであと少し・・・

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