World Cup: Japan Ousted by Croatia in Penalty Kicks
Japan fell just one step short to reach the quarterfinals at the World Cup in Qatar. Samurai Blue was defeated by Croatia in a 1-3 penalty shoot-out following a tense 1-1 draw at extra time on Monday.
■チェック
・oust ~を追い出す
・penalty kicks (=penalty shoot-out) 【サッカー】PK戦
・fall just one step short あと一歩およばない
・reach the quarterfinals 準々決勝に進出する → 8強入りする
・(be) defeated by 〜に敗北する
・tense draw 緊迫した引き分け
・extra time 【サッカー】延長時間、延長戦
■対訳
「W杯:日本が敗退、PK戦でクロアチアに敗れる」
サッカー・ワールドカップ・カタール大会で、日本代表は8強入りにあと一歩およばなかった。月曜日に行われたクロアチア戦で、緊迫した1-1の延長戦を経て突入したPK戦で、3-1で敗れた。
■訳出のポイント
oust はもともと
人を地位などから 「追い出す」 「立ち退かせる」
という動詞。
今日のタイトルでは
Japan (is) ousted by Croatia で
「日本はクロアチアによって(W杯決勝Tから)追い出される」 →
「日本はクロアチアに敗れて(W杯決勝Tで)敗退する」
ということですね。
日本語では、
サッカー用語の 「PK」
として浸透している
penalty kick 「ペナルティーキック」。
引き分けの末に行われる
「PK戦」 は
penalty-kick shoot-out
と言います。
ただし、もう少し簡単な(短い)
penalty kicks
あるいは
penalty shoot-out
という表現の方が、むしろよく使われるかもしれません。
あわせて確認しておきましょう。
「短い」 の意味でおなじみの形容詞
short は
「不足している」 「足りない」
という意味合いでも頻出。
そこで、
fall short は
目標、基準、期待に 「不足している状態でおさまる」→
「達しない」 「およばない」 「届かない」
という成句になっています。
今日の場合は、
fall just one step short で
「あと(ほんの)一歩およばない」
ということですね。
何におよばなかったかというと、
to reach the quarterfinals
「準々決勝に進出するために」 → 「8強入りするために」
“あと一歩およばなかった”
というわけです。
本文の第2文については、
直訳すると・・・
「月曜日、サムライブルー(=日本代表)は緊迫した1-1の延長戦に続く1-3のPK戦で、クロアチアによって打ち負かされた」
となります。
対訳では、これをわかりやすい日本語に整理して、
「月曜日に行われたクロアチア戦で(日本は)、緊迫した1-1の延長戦を経て突入したPK戦で、3-1で敗れた」
としています。
日本中が熱くなったW杯カタール大会。
日本代表の夢は、惜しくもここに破れました。
しかし、ドイツ戦、スペイン戦、そして今回のクロアチア戦と素晴らしい戦いぶりを見せてくれましたね。
4年後には、もっと強くなった日本代表を応援して、もっと熱くもっと盛り上がれることを期待しつつ。。。
今大会残りのトーナメント観戦も楽しみましょう。
■編集後記
前半で前田が先取点を決めた時にはこの勢いでいくのか、と思われましたがまさかのPKで敗退・・・スペイン戦で見せたような鬼プレスがもっと欲しかったですね!!お祭り騒ぎも終わりました。気持ちを切り替えて私たちも前に進みましょう!4年後、私達自身が今とははるかに成長した姿に変わっていることを目標に前へ!前へ!
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(裏)しかし、、寒すぎますね。感冒性胃腸炎が流行ってるそうなのでお気をつけて!