Keio Wins Japan’s High School Baseball
Championship for First Time in 107 Years
Keio won its first National High School
Baseball Championship in 107 years,
beating defending champion Sendai Ikumi
8-2.
■チェック
・(National) High School Baseball Championship
【日本】(全国)高等学校野球選手権大会
・beat 〜を負かす、破る
・defending champion 前回優勝者(チーム)
■対訳
「日本:夏の甲子園で慶應が107年ぶりの優勝」
全国高等学校野球選手権大会で、慶應が全大会王者の仙台育英を8−2で破り、
107年ぶりの優勝を飾った。
■訳出のポイント
日本の夏の風物詩とも言える
「全国高等学校野球選手権大会」は、
英語では
National High School Baseball Championship 。
今日のタイトルの対訳では、
日本での通称
「夏の甲子園」
を用いています。
for the first time in _ years は
直訳すると
「(この)_年で初めて」。
日本語の
「_年ぶりに」
という言い方になります。
そこで、タイトルは
「慶應が107年ぶりに夏の甲子園で優勝する」
ということですね。
ちなみに、
years の部分は、
days に変えて
「_日ぶりに」、
months → 「_ヶ月ぶりに」
centuries → 「_世紀ぶりに」
のように応用できるので、
しっかり確認しておきましょう。
beat はもともと
人や物を続けざまに「打つ」「たたく」
という動詞。
ここから、英字新聞では
スポーツなどで相手を「打ち負かす」「打ち破る」→
「(相手に)勝つ」
という意味で頻出単語となっています。
defending は
「防衛する」「守る」の意。
defending champion で
「(タイトルを)防衛する優勝者」→「前回優勝者(チーム)」
となっています。
今日の場合は
「前大会優勝校」「前大会王者」
という意味合いですね。
これらを踏まえると、本文後半の beating… 以下は
「前大会王者の仙台育英を8−2で破って」
というわけですね。
夏の甲子園・・・今年も大いに盛り上がりました。
昨年は東北勢としては初優勝を果たし、
今回は夏の大会2連覇を狙う仙台育英と、
103年ぶりの決勝進出となった慶應義塾が
ぶつかった決勝戦。
結果は、慶應が107年ぶり2度目の優勝を飾りました。
■編集後記
当初は107年ぶりの優勝を目指す慶應を応援していました。
しかしあのほとんどイカれた応援ぶりと、仙台育英の野手らが連携を乱しているのを見て
仙台育英の応援に切り替えました。
そういう人、意外と多かったのではないかと思われます。
(裏)甲子園が終わると夏が終わったという感覚になるのが普通ですが今年は違いますね。暑い。