SDF Planes Arrive in Djibouti to Prepare for Sudan Evacuation
Three Self-Defense Forces aircrafts arrived in Djibouti, northeast Africa, to prepare to evacuate Japanese nationals from Sudan where internal military clashes are intensifying, the Defense Ministry said on Sunday.
■チェック
・SDF (Self-Defense Forces) 【日本】自衛隊
・Djibouti ジブチ
・prepare 準備する
・evacuation (evacuate) 退避(させる)
・Japanese national(s) 日本国民、日本人
・internal military clash(es) 国内軍事衝突 → 内戦
・intensify 激化する
・(the) Defense Ministry 【日本】防衛省
■対訳
「自衛隊機がジブチ到着、スーダンの邦人退避準備」
内戦が激化しているスーダンから日本人らを退避させる準備のために、自衛隊機3機がアフリカ北東部のジブチに到着した。防衛庁が日曜日に発表した。
■訳出のポイント
SDF = Self-Defense Forces は
「自衛隊」。
そして、
plane (= airplane)
および
aircraft はどちらも
「飛行機」 「航空機」 ですね。
したがって、
タイトル中の
SDF planes
および、本文の
Self-Defense Forces aircrafts は
どちらも
「自衛隊の航空機」 → 「自衛隊機」
ということですね。
evacuate は
危険な場所から安全な場所へ 「~を避難(退避)させる」
という動詞。
evacuation はその名詞形で
「避難」 「退避」
となっています。
national はもともと
「国家の」 「国家的な」、
「全国的な」 「国全体の」
あるいは
「国民の」 「国民的な」
という形容詞ですね。
ここから、
主に外国に居住する特定国の 「国民」 「市民」
を意味する名詞としても使われるので、注意しましょう。
この場合、
複数形の nationals で、
具体的な国名などの修飾語句を伴うのが通例となっています。
つまり、今日の場合は
Japanese nationals で
スーダンに在住する 「日本国民」 「邦人」
となるわけです。
(Sudan) where internal military clashes
are intensifying
の部分では、
where は
直前の Sudan にかかる関係副詞です。
つまり、先行する【場所】(=Sudan) を受けて
「…するところの【場所】」
という意味になります。
すなわち
「内戦が激化しているところスーダン」→
「内戦が激化している(場所である)スーダン」
ということですね。
ちなみに、この where は
関係代名詞 which を用いて
in which で
置き換えることも可能です。
ただ、新聞記事では単語数が少ない方が好まれるため、こういった文章では where がより使われる傾向があります。
正規軍と準軍事組織による内戦が激化するアフリカのスーダン。。。
在留邦人の退避に備えて派遣された自衛隊の輸送機3機が23日未明に周辺国ジブチに到着した、というニュースです。
アフリカ北東部にあるジブチ共和国はアメリカなど各国の軍が拠点を置いており、日本の自衛隊も活動拠点を持っています。
到着した3機は、輸送任務が命じられた場合に備えて情報収集などの準備を進めるということ。
24日には停戦が明けるということで、直後には攻撃が激化する恐れも指摘されています。
滞在している邦人63名の退避が一刻も早く実現しますように。
■編集後記
全土で戦闘が激化しているスーダンからの退避はかなり困難な様相ですね。国際空港設備が破壊されたとの情報もあり、今回自衛隊は初となる陸上輸送も検討しているようです。まさに映画の中の話のようです・・・
一度も留学経験なし、海外渡航経験なしで英語ペラペラが増えている理由・・
毎日1分!英字新聞をネイティブ音声で聞く → https://eiji-paper.com/
(裏)北風強く、寒い1日でした。こういう日に薄着で過ごすと風邪をひくので要注意。