First “Apple Store” in India Opens
Apple opened its first direct retail store in India on Tuesday, highlighting the tech giant’s intent to expand into the world’s second largest smartphone market.
■チェック
・direct retail store 直営店
・highlight 【動詞】～を強調する
・tech giant テクノロジー大手
・intent 意図、意向
・expand into ～に拡大進出する
■対訳
「インドで初の “アップルストア” がオープン」
テクノロジー大手のアップルは火曜日、初のインド直営店をオープンし、世界第２位のスマートフォン市場であるインドでの拡大進出を狙う同社の意向が強く示された。
■訳出のポイント
retail store は
「小売店」。
direct retail store で
「直接の小売店」 → 「直営店」
ということですね。
highlight はもともと
写真や絵画における
「もっとも明るい部分」 「ハイライト」
を指す名詞。
ここから、
事件、催し物などで
「もっとも目立つ部分」 →
「ハイライト」 「呼び物」 「目玉（商品）」
といった意味にも使われます。
また、
「～に明るい光を当てる」 →
「～を目立たせる」 「～を強調する」
といった動詞としてもしばしば登場するので
注意しましょう。
intent は
「意図」 「意向」。
類似の単語である
intention
に比べて、より計画的で強い意図を表し、
また、より硬い表現になっています。
ここでは
intent to expand into the world’s second largest smartphone market で
「世界第２位のスマートフォン市場へ拡大進出しようという意向」
ということですね。
本文後半の highlighting 以下については、
「世界第２位のスマートフォン市場（＝インド）へ拡大進出しようという、そのテクノロジー大手（＝アップル）の意向を強調した」 →
「世界第２位のスマートフォン市場であるインドでの拡大進出を狙う同社の意向が強く示された」
となっています。
米アップルが４月１８日、同社初のインド直営店を商都ムンバイのショッピングモール内にオープン。
そして、２０日には首都ニューデリーで２号店もオープンします。
インドでは、地元小売業者との提携によるアップル専門店やオンライン販売はありましたが、小売分野の規制の障壁から、直営実店舗のこれまで実現していませんでした。
インドは中国に次ぐ世界第二位の携帯電話市場で、スマートフォン所有者は約７億人。
しかし、iPhone 所有者はその４％にとどまっています。
今回の直営店オープンに際しては、同社のティム・クック CEO が自らインドを訪れ、モディ首相や電子情報技術担当相とも会談しています。
このことからも、アップルがインドをいかに重視しているかがわかりますね。
■編集後記
折しも、２０２３年半ばにはインドの人口が中国を抜いて世界最になるというデータが国連人口基金から公表されました。これからインドの時代がやってくると強く感じます。ITの分野などでは、カスタマーサービスやプロジェクトなどはすでにインドを拠点にしている企業が劇的に増えていますね。昨今は、英語ベースの tech support などに電話すると、必ずといっていいほどインド訛りの人が応対してくれます。
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（裏）リモートが進む中、自宅でウエブ会議している人にとっては選挙カー、本当にうるさいですね。