Heavy Rain Kills 2 And Injured 35 in Japan
At least two people were killed and 35 were injured after heavy rains caused by Typhoon Mawar and a seasonal rain front pounded wide areas of Japan.
■チェック
・heavy rain 大雨、豪雨
・injure ~にけがをさせる
・(be) caused by ~に起因する
・Typhoon Matar (令和5年の)台風2号
・seasonal rain front 梅雨前線
・pound ~を猛撃する
■対訳
「日本で大雨、死者2人けが35人」
台風2号と梅雨前線が日本の広範囲にわたって大雨をもたらし、少なくとも2人が死亡し35人がけがをした。
■訳出のポイント
「大雨」は
英語では big rain ではなく、
heavy rain
といいます。
「重い」
という意味でおなじみの形容詞 heavy は
程度などが「ひどい」「激しい」「猛烈な」
数や量が「多い」「たくさんの」「たっぷりの」
といった意味合いでもよく使われます。
heavy rain
という言い方は代表例ですね。
cause は
「~を引き起こす」→「~の原因になる」
という動詞。
ここから、
(be) caused by ~ は
「~によって引き起こされる(た)」→「~に起因する」
という言い方になっています。
そこで、
heavy rains caused by Typhoon Mawar and a seasonal rain front
の部分は
「台風2号と梅雨前線によって引き起こされた大雨」→
「台風2号と梅雨前線が原因の大雨」
ということです。
Typhoon Mawar は
今年(令和5年)の台風2号の国際名です。
対訳では日本式に「台風2号」
としています。
pound は
英国の貨幣単位 「ポンド」や
重量単位の「ポンド」
を意味する名詞としてよく知られていますね。
「てんびん」「はかり」
を意味するラテン語 pondo
を語源としています。
しかし、今日の記事で登場している pound はスペル、発音は同じですが語源を異にする別単語です。
こちらは
「続けざまに打つ」
という意味の古英語 punian
を語源に持つ動詞。
「~ を粉々にする」「~を何度もたたく」「~を猛撃する」
という意味になっています。
ここから、しばしば
台風、嵐などが「〜を猛撃する」「~を激しく襲う」
という意味合いでも使われます。
これらを踏まえて、本文後半 after 以下を訳すと
「台風2号と梅雨前線が引き起こした大雨が日本の広範囲を(激しく)襲って」 →
「台風2号と梅雨前線が日本の広範囲にわたって大雨をもたらし」
となるわけです。
■編集後記
本州一部梅雨入り直後、6月に入ってすぐのタイミングですでに大雨・・・各地で被害、犠牲者も出てしまいました。これから梅雨は本番に・・・、そして台風シーズンに入ります。
突然ですがこの英単語、聞き取れますか?何も考えず、自然な思考のまま母国語のように英語を操れる様になりたい方は、試してみてください。
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(裏)木曜日の人間ドックに向けて今日から禁酒!!・・・成功するのか?・・・