South Africa Wins Rugby World Cup
South Africa edged New Zealand 12-11 in the men’s Rugby World Cup final on Saturday, winning the title for a record fourth time.
■チェック
・Rugby World Cup ラグビーワールドカップ
・edge 【動詞】~に僅差で勝つ
・final 【名詞】決勝(戦)
・win the title 優勝する
・for a record _th time 最多記録の_回
■対訳
「ラグビーW杯、南アフリカが優勝」
土曜日に行われた男子ラグビーワールドカップ決勝戦で、接戦の末に南アフリカがニュージーランドを12‐11で破り、最多記録となる4回目の優勝を果たした。
■訳出のポイント
edge の語源は
「鋭くとがったもの」を意味する古英語 ecg。
ここから、
「刃」「刃先」
あるいは
ものの「縁」「へり」「かど」「はし」
などを意味する名詞としてよく使われますね。
また、
「縁をつける」「縁をとる」
あるいは
「(縁に向かって)じわじわと進む」→
「~をじりじりと追い詰める」
といった動詞にもなっています。
特に、米国では
競技などで
「~に僅差で勝つ」「~に辛勝する」「~との接戦をものにする」
という意味合いでしばしば使われる動詞です。
そこで、
edged New Zealand 12-11 in the men’s Rugby World Cup final
の部分は
「男子ラグビーワールドカップの決勝で、ニュージランドに12‐11という僅差で勝った」→
「男子ラグビーワールドカップの決勝で、接戦の末にニュージーランドを12‐11で破った」
ということですね。
「記録」という名詞としておなじみの
record 。
英字新聞では、
形容詞的に
「記録的な」「記録破りの」「空前の」→
「過去最高(最大、最多)の」
という意味でもよく登場するので、しっかり押さえておきましょう。
今日の場合は
for a record _th time で
「記録的な4回目の」「過去最多の4回の」
ということですね。
すなわち、本文末尾
winning the title for a record fourth time
の部分は
「これまで最多の4回目の(ラグビーW杯)優勝を果たした」→
「最多記録となる4回目の優勝を果たした」
となっています。
9月8日に始まったラグビーW杯フランス大会。
10月28日に、パリ近郊のサンドニで決勝戦を迎え、2大会連続優勝を狙う世界ランク1位の南アフリカと2大会ぶりタイトル奪回を目指す世界2位のニュージーランドの対決となりました。
いずれも過去に最多の3回優勝している両国チームでしたが、今大会決勝では、が接戦の末、わずか1ポイント差で南アがNZを破り、劇的な通算4回目の優勝を決めました。
■編集後記
ラグビーW杯・・・日本国内では関心も盛り上がりもイマイチという感はあったでしょうか。。決勝戦は本当にどちらも譲らぬ接戦で見応えがありました。ちなみに、私は女子ラグビーもW杯を開催するほど普及しているとは知りませんでした。これほど激しいコンタクトスポーツで女子が思い切りぶつかり合うとは・・・
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(裏)昨夜弟Yが東京から来たので、彼の彼女と義弟と甥の彼女、5人で飲みにいき、今朝はトレ休み。