毎日1分!英字新聞YouTubeチャンネルがスタートしました。今日の配信記事をその日にネイティブ音声で公開します。

音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

これを繰り返し聞けば、1年後にはリスニング力が大幅に向上していることでしょう。今すぐ登録して毎日、リスニングの学習にご活用ください。では!

https://www.youtube.com/channel/UCnAS9WqXFfsUjahainO4Smg

毎日1分!英字新聞 石田

英国王チャールズ3世、がんと診断

Pocket

King Charles III Diagnosed with Cancer

Britain’s King Charles III was diagnosed with cancer and will postpone public-facing duties during treatment, Buckingham Palace announced Monday.

■チェック

・King CharlesIII 【英】国王チャールズ3世
・(be) diagnosed with cancer がんと診断される
・postpone ~を延期する → 見合わせる
・public-facing duties 対面の公務
・during treatment 治療の間、治療中
・Buckingham Palace バッキンガム宮殿 → 英国王室

■対訳

「英国王チャールズ3世、がんと診断」

英国王チャールズ3世ががんと診断され、治療中は対面の公務を見合わせるという。英王室が月曜日に発表した。

■訳出のポイント

King Charles III の

III は

ローマ数字の「3」。

読む時には

the third

になります。

日本語にすると

「3世」

ということですね。

diagnose は、

「診断」という名詞 diagnosis

から逆成した動詞で、

「(病名)と診断する」「診断を下す」

の意味になっています。

受動態の

be diagnosed with ~

「~だと診断される」「~の診断を受ける」

という形で使われることが多いので確認しておきましょう。

今日の場合も

be diagnosed with cancer で

「がんだと診断される」「がんの診断を受ける」

となっています。

postpone は

【post-(後ろに)+ -pone(置く)】

という成り立ちの語。

「~を後ろに置く」→

「~を延期する」「~を延ばす」「~を後回しにする」

という動詞になっています。

そこで、

will postpone public-facing duties during treatment

の部分は

「治療(を行う)間は対面の公務を延期する」→

「治療中は対面の公務を見合わせる」

ということです。

Buckingham Palace は

英ロンドンにある「バッキンガム宮殿」。

現在でも英王室の公務が行われているため、

「英王室」

を指す言葉としてもよく使われます。

アメリカの

White House 「ホワイトハウス」「米大統領官邸」が、

「米政府」「米政権」

の意味で用いられるのと同様ですね。

前立腺肥大症の治療のために1月26日から29日まで入院治療を受けていたチャールズ英国王。

この間に、別のがんが見つかったということです。

英王室は、がんの種類を含め詳細は明らかにしていませんが、チャールズ国王は2月5日から外来で治療を開始したと発表しました。

また、治療期間中は対面の公務は見合わせるものの、事務的な執務などは通常通り継続するということです。

■編集後記

英王室は従来、メンバーの健康状態について開示することはほとんどありませんでした。しかし、そういう形を保つのも難しい時代になってきたのでしょう。今回の発表では「憶測を避けるため、また世界中のがん患者に対する世間の理解の一助になるように公表を決めた」としています。チャールズ国王はすでに75歳。。。エリザベス女王のように90代まで現役ということもあり得ますが。。。

毎日1分!英字新聞のYouTube版
https://www.youtube.com/@1m-english
平日17-18時に更新

(裏)寒いと鍋です。昨年買ってよかったもの、筆頭に「軽量土鍋」があります。めちゃおすすめ。

英字新聞の対訳と解説が毎日LINEで届く!毎日1分!英字新聞公式LINEにご登録ください

 

友だち追加

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

 

この記事も読まれています



スポンサーリンク