Nvidia’s Sales Soar as Demand for AI Chips Stays High
Chipmaker Nvidia nearly doubled its sales and profits in the last three months compared to a year earlier as demand for its powerful artificial intelligence chips continues to grow rapidly.
■チェック
・sales 売り上げ
・soar 大幅に増える
・demand 需要
・AI (=artificial intelligence) chip
AI(人工知能)向けの半導体
・chipmaker 半導体メーカー
・nearly double ~をほぼ倍増させる
・profit利益
・compared to a year earlier前年比で
・powerful (半導体の)処理能力が高い
・continue to grow rapidly 急成長を続ける
■対訳
「エヌビディアの売り上げ大幅増、AI半導体の高需要を維持」
半導体メーカーのエヌビディアは、同社の人工知能向けの処理能力が高い半導体への需要が急成長を続ける中で、過去3ヶ月の売り上げおよび利益が前年比でほぼ倍増した。
■訳出のポイント
chip はもともと
木などの「切れ端」
を意味する名詞。
その形状から
集積回路を収めた「半導体」
を指す単語としてもよく使われます。
「半導体」
にあたる英語は
semiconductor ですが、
日常的には、こちらの
chip
の方が一般的となっています。
double は
大きさや数量などが「2倍の」
という形容詞。
ここから
「~を倍にする」「~を倍増させる」
という動詞としてもしばしば用いられます。
そこで、本文頭
Chipmaker Nvidia nearly doubled its sales and profits
の部分は
「半導体メーカーのエヌビディアは、その売り上げおよび利益をほぼ倍増させた」→
「半導体メーカーのエヌビディアの売り上げおよび利益がほぼ倍増した」
ということですね。
compared to a year earlier は
直訳すると
「1年前に比べると」。
つまり
数値の増減について
「前年に比べて」「前年比で」
という表現になっています。
rapidly は
「急速に」「急激に」
という副詞。
grow rapidly で
「急激に成長する」「急成長する」
という言い方になります。
したがって、
continue to grow rapidly で
「急成長をし続ける」「急成長を続ける」
というわけですね。
米半導体大手エヌビディアが20日発表した2024年8月-10月期決算によると、売上高が前年同期と比べて94%増、純利益は約2倍の193億900万ドル(約3兆円)と過去最高でした。
生成AIの利用が世界で急速に広がる中、データセンターなどで使われているAI向けの処理能力が高い半導体の需要が急増していることが主な要因ということです。
同社は “AIブーム” と呼ばれる、現在の株高を牽引する存在でもありますね。
ダウ平均株価の構成銘柄に採用されるなど、金融市場での存在感も一層高まっています。
■編集後記
エヌビディアの快進撃はまだ続きそうですね。ネットやスマホと同様、AI も一旦登場したからには逆戻りはあり得ないでしょうから、今後もAI関連分野は急成長が見込まれますね。。。
(裏)伊豆合宿終了!東京へ戻ります!