Binance Hackers Used Fake Job Interviews
Cryptocurrency exchange giant Binance revealed Tuesday that hackers used fake job interviews as part of a sophisticated, multi-stage campaign to steal $6.3 billion.
■チェック
・hackerハッカー
・fake job interview 偽の採用面接
・cryptocurrency exchange giant 暗号資産取引の大手
・reveal 明らかにする
・as part of~の一環として
・sophisticated 高度な、巧妙な
・multi-stage campaign 多段階にわたる作戦
・steal 盗む、盗み出す
■対訳
「バイナンスのハッカー、偽の採用面接を悪用」
暗号資産取引所大手バイナンスは火曜日、同社から63億ドル(約9800億円)を盗み出したハッカーは、巧妙かつ多段階にわたる攻撃の一環として、偽の採用面接を利用していたことを明らかにした。
■訳出のポイント
fake は
「偽の」「見せかけの」。
そして、
job interview は
「採用面接」「就職面接」なので、
fake job interview で
「偽の採用面接」
ということですね。
今回の事件では、ハッカーが採用活動を装って、バイナンス社員に接近する手口が使われたことを、簡潔に表しています。
reveal は
「明らかにする」「公表する」
という動詞。
それまで知られていなかった事実・情報などを明らかにする際によく使われます。
announce が単に
「発表する」
という意味なのに対して、
reveal では
「知られていなかった(隠されていた)事実を明るみに出す」
というニュアンスが強くなっています。
sophisticated は
「洗練された」「高度な」「精緻な」
という形容詞。
技術や仕組みなどが複雑で高度なことを表します。
今回のようにサイバー攻撃について使う場合は、綿密に計画され、高度な技術や手法が用いられていることを示していますね。
campaign は
一定の目的に向けて組織的・継続的に行う
「活動」「作戦」
を意味する名詞。
軍事作成や政治運動、広告活動などにも使われます。
今回のようなサイバーセキュリティの文脈では、複数の手法や段階を組み合わせた一連の
「(サイバー)攻撃」
の意味になっています。
すなわち、
sophisticated, multi-stage campaign
の部分は
「巧妙で多段階にわたる(サイバー)攻撃」
ということですね。
今日の本文は全体を訳すと
「暗号資産取引所大手バイナンスは火曜日、ハッカーが63億ドルを盗み出すために、巧妙かつ多段階にわたる攻撃の一環として偽の採用面接を利用したことを明らかにした」。
対訳では、より自然な日本語になるように
「暗号資産取引所大手バイナンスは火曜日、同社から63億ドルを盗み出したハッカーは、巧妙かつ多段階にわたる攻撃の一環として、偽の採用面接を利用していたことを明らかにした」
としています。
暗号資産としては過去最大の63億ドルが盗まれたとされるハッキング事件の詳細を、バイナンスが公表しました。
攻撃は6月には始まっており、採用面接を装って社員に近づき、不正なソフトウェアをダウンロードさせたり、社内AIツールを悪用したりと、巧妙な手口を多段階にわたって組み合わせていた、ということです。
また、今回の攻撃には、北朝鮮が関与したとされています。
■編集後記
今回のハッキング手口では、malicious software をダウンロードさせるなど、お馴染みのテクニックに、面接担当者を名乗る者が、個人的な写真を載せた SNS を共有して信頼を得るなど、人の心理や行動につけ込む social engineering と呼ばれる手法を組み合わせた、とても巧妙なやり口だったようです。バイナンスは、流出した暗号資産の95%を、自社の資金で代わりのトークンを購入して補填したということですが、会社にとってはものすごい損失ですね。。。
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