Cyclone Bearing Down on Australian Coast
Residents in far northwestern Australia were being warned to brace for a severe cyclone gaining strength in the Indian Ocean, Australia’s Bureau of Meteorology said on Sunday.
■チェック
!
・bear down on 〜に接近する
・brace for 〜に備える
・Bureau of Meteorology (豪州)気象局
■対訳
「サイクロン、豪州海岸に接近」
オーストラリア極北西部の住民に、インド洋で勢力を強めている激しいサイクロンに備えるよう警告が発せられた、と豪州気象極が日曜日伝えた。
■訳出のポイント
動詞 brace は「立ちふさがる」「身構える」という意味なので、brace for 〜 で「〜に立ちふさがる」→「〜に備える」「〜のために構える」という表現になります。
今日の記事のようにサイクロンを含めて、
brace for the arrival of a typhoon「台風の上陸に備える」など悪天候・災害に対して「準備する」という意味によく使われます。
また、brace for a counterattack「反撃に備える」などの言い方もあります。
gain strength は文字通り「力を得る」という意味。
日本語でいう「勢力を増す」という表現にあたります。
bureau は「事務局」など office に近い意味で使われる言葉です。
発音の [bju'(э)rou](ビューロー)にも注意しておきましょう。
また、今回のように大文字で用いて、官庁の部、局という意味にも頻繁に出てきます。
FBI の Federal Bureau of Investigation 「連邦捜査局」がこの典型例ですね。
meteorology は「気象学」。
psychology 「心理学」 biology「生物学」など、 学問の名前には -ology で終わるものが多いですね。
また、meteorologist「気象学者」psychologist「心理学者」biologist
「生物学者」と、語尾が -ologist と変化して、それらの学問に携わっている人を表すパターンも覚えておきましょう。
■編集後記
ボキャブラリーは自然と身に付けるものだと言う方もたくさんいますが、私はそうは思いません。
仕事が忙しく、自然と身につけるほど英語学習をする時間のない人もたくさんいますね。
ところでサイクロンとは、発達した熱帯低気圧の一種で、インド洋で発生したものを言うそうです。
日本のでは鳥インフルエンザという巨大なサイクロンが列島を覆っています。