Boeing Wins $3.9 Billion Navy Plane Deal
The U.S. Navy on Monday awarded Boeing Co. a $3.9 billion contract to design a replacement for the submarine-hunting P-3 aircraft, bypassing Lockheed Martin Corp., maker of the current fleet.
■チェック
!
・award に与える、に授与する、に落札する
・replacement 交代、交換
・bypass を迂回する、を出し抜く、を無視する
・fleet 車両、艦隊
■対訳
「ボーイング社、米海軍航空機契約、39億ドルを獲得」
米海軍は月曜日、対潜哨戒機P−3の後継機を設計する39億ドルの契約を、現行機の製造者であるロッキードマーティン社を出し抜く形でボーイング社に与えた。
■訳出のポイント
be awarded contract to 〜 で 〜する契約を落札した、となります。
Boeing Co. was awarded a $3.9 contract to design …. とvoiceを変えると
「ボーイング社は、〜39億ドルの契約を落札した」となります。
従って、「ボーイング社は、米海軍より〜の契約を落札した」という対訳をつくることも可能です。
今回は、原文に忠実にThe U.S. Navyを主語にして訳してみました。
submarine-hunting P-3 aircraft は潜水艦を追跡するP−3航空機となりますが、軍事用語を使用して「対潜哨戒機(たいせんしょうかいき)P−3」としました。
■編集後記
昨日のサッカー欧州選手権の訳ですが、イングランドを「イギリス」と記述していました!これは全然違います。
「横浜の会社員さん」からのメールです。
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前の号の訳で少し気になったことがあったので、お知らせします。
対訳では England→イギリス になっていますが、イギリスはFIFA(国際サッカー連盟)の中では下記の4地域が独立して参加してます。
England、Scotland、Wales、Northern Ireland
詳細は不明ですが、FIFAができる以前から上記の4地域で独立したサッカー協会が存在したので、特別に認められているようです。
ですから、フランスが破ったのは、あくまで「イングランド」で「スコットランド」や「ウェールズ」ではありません。
大した事ではありませんが、少々気なったのでお知らせしました。
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ありがとうございました!
また「bring 〜 to life」「come to life」の訳ですが、対訳の「開幕」ではなく私が代替案としてあげていた訳(これぞ欧州選手権!というニュアンス)を採用すべきである、というご意見をいくつかいただきました。(実際、フランスVSイングランドは大会2日目です)
The Euro 2004 tournament came spectacularly to life Sunday.
ユーロ2004トーナメントは日曜日、息詰まる展開を見せた。