毎日1分!英字新聞YouTubeチャンネルがスタートしました。今日の配信記事をその日にネイティブ音声で公開します。

音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

これを繰り返し聞けば、1年後にはリスニング力が大幅に向上していることでしょう。今すぐ登録して毎日、リスニングの学習にご活用ください。では!

https://www.youtube.com/channel/UCnAS9WqXFfsUjahainO4Smg

毎日1分!英字新聞 石田

ミャンマー:抗議者らに軍政が警告

Pocket

Myanmar Junta Warns Protesters

Fears of a replay of the military government’s bloody crackdown in 1988 spread as Myanmar’s junta warned of action against protesting monks in the midst of the biggest anti-government demonstration since the suppression.

■チェック

・replay  再演
・crackdown  弾圧
・junta ( = military government)  軍事政権
・anti-government demonstration  反政府デモ

■対訳

「ミャンマー:抗議者らに軍政が警告」

1988年の弾圧以来最大の反政府デモが続く中、ミャンマー軍事政権が抗議僧らに対する処分を警告したのを受けて、軍政による血みどろの弾圧が再演されるのでは、との懸念が広がっている。

■訳出のポイント

junta はもともとスペイン語で、「軍事政府」 「軍事政権」 を指します。

military government や military regime と同意義で使われる単語です。

crackdown は、「厳しく取り締まる」 「断固たる処置を取る」 という意味の句動詞 crack down が名詞化したものです。

違法行為などに対する 「厳重な取締り」 や、警察による 「一斉検挙」、あるいはデモ行為などに対する 「弾圧」 を指す言葉として頻出です。

後に suppression 「鎮圧」 「弾圧」 で言い換えられています。

action against 〜 は直訳すると 「 〜 に対する行為」 ですが、「 〜 に対する措置 (処置)」 といったニュアンスでよく使われる言い方です。

midst は 「真ん中」 「中央」 という意味の名詞。

in the midst of 〜 で 「 〜 の真っ只中に」 「 〜 の真っ最中に」という表現になります。

■編集後記

最初のFears(懸念)がどこにかかっているかというと、spread(広がる)ですね。この文章の骨組みは、 Fears(S) spread(V)です。
Fears
L(of a replay of the military government’s bloody crackdown in
1988)
spread.
L(as Myanmar’s junta warned of action against protesting
monks in the midst of the biggest anti-government demonstration
since the suppression)

こういう骨組みになってます。どういう懸念かを説明するof〜1988 までと、spread の状況を説明する as 以下は( )にくくっちゃいましょう。

これを構文読解といいます。長い文章も単純なSVという構文に収まっていることがわかります。

見た瞬間、この構文をとらえらる力があると、どんな文章でもなんとなく意味が分かっちゃいます。文法力は大切です。

(裏)今日は久しぶりに寿司を食べに行く予定です。

英字新聞の対訳と解説が毎日LINEで届く!毎日1分!英字新聞公式LINEにご登録ください

 

友だち追加

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

 

この記事も読まれています



スポンサーリンク